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湯布院中央児童公園に長年展示 SL譲ります

 デゴイチいりませんか―。由布市は同市湯布院町川上の湯布院中央児童公園に展示している蒸気機関車(SL)を譲渡する。車体の老朽化で安全面の管理が課題となっており、産業遺産を有効活用してもらえる引き取り手を募る。車体は無償だが、移設費用は自己負担となる。近く配布する市報の他、19日から市ホームページ(http://www.city.yufu.oita.jp/)でも告知する。

 由布市によると、SLはD51(デゴイチ)。全長約20メートル、高さ約4メートル、幅約3メートルで重さは推定70~80トン。1978年に開業した旧湯布院町営「SLホテル」のシンボルとして活用された後、85年に観光客でにぎわう湯の坪街道沿いにある中央児童公園に移設された。
 見物する観光客らがいる一方で、SLは製造から70年以上が過ぎている上、野ざらしのため傷みが進んできている。市は安全面を考慮し、周囲に柵を設置している。昨年10月には地元2自治区などから、SLの適切な管理が困難な場合は移設の検討や適切な処理を求める要望書も提出された。
 市は修繕費や維持管理費の負担を考え、解体を検討したが「歴史的価値もある。もったいない」と引き取り手を探すことにした。
 募集は19日から10月31日まで。必要書類は市建設課窓口かHPで手に入る。複数の応募があった場合は選考委員会を開く。
 市は「産業遺産であるデゴイチを保存、利活用する希望者が出てくることを期待したい」としている。
 問い合わせは同課(TEL097・582・1273)。
※この記事は、9月13日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。

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