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ハッチョウトンボ増やせ 農業文化公園

 大分農業文化公園(杵築市山香町)で、絶滅の恐れがある希少昆虫「ハッチョウトンボ」が、県の昨年の調査で1匹しか確認されなかったことが分かった。県によると、公園内の人工池(トンボ池)は県内唯一の生息地。アシなどの草が生い茂り、卵を産むスペースが減ったためではないかという。県は「危機的な状況」と判断。池の環境改善に乗り出し、専門家らと協力して回復を図っている。
 ハッチョウトンボは体長2センチ前後。国内で確認されているトンボ科の中では最も小さい。日当たりがよく、水深の浅い湿地帯などに生息する。県の「レッドデータブック」で絶滅危惧種に指定されている。
 県内ではかつて山香町内など数カ所で生息が確認されていたが、土地開発などにより激減。2001年に同園が開園した際、生息に適したトンボ池(約200平方メートル)を造って保護し、07年以降はこの池以外では確認されていない。
 池でも5年前には70~80匹のトンボがいたという。しかし、昨年7月には1匹しか見つけることができなかった。トンボは水中の浅い場所で水草に卵を産み付けるが、池は草木が茂り水面はほとんど見えない状況だったという。
 トンボ池で3月にあった整備活動には、大分昆虫同好会員、日本トンボ学会員、動物生態学などを学ぶ大分大学生と県職員ら10人が参加。三宅武同好会長がトンボの生態を説明した。参加者たちは水中の草木を取り除き、約3時間かけて池の一部に水面が見え、産卵しやすい環境を整えた。成虫が見られる5~7月ごろに個体数を調べて効果を検証し、有識者を集めて保護活動の在り方を検討する。
 トンボ学会員の堀田実さんは「この地が最後のとりで。貴重な種と自然を次代に残さねばならない」。同大学3年の後藤優希さんは「人の手で自然環境を守ることの大変さが分かった。活動を通してトンボが増えてほしい」と話した。
※この記事は、4月18日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。

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