1日、ベルリンで記者会見に臨むドイツのメルツ首相(中央左)とNATOのルッテ事務総長(同右)(ゲッティ=共同)
【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相率いる政府は1日、ロシアに対する抑止力強化のために予備役兵の演習などへの動員を義務付けることを可能にする法案を閣議決定した。7~8日にトルコで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を控え、即応能力確保に向けた断固とした姿勢を示す狙いがある。
予備役兵の動員には本人と雇用主の同意が必要だったが、法改正が議会を通過して成立すれば、この規定は廃止される。本人や雇用主は動員の延期を申請できるが、軍は予備役兵を強制的に招集できるようになる。