国際エネルギー機関(IEA)のロゴ(ロイター=共同)
【エビアン共同】国際エネルギー機関(IEA)は17日公表した石油市場に関する月次報告書で、世界の石油供給量が2027年にかけて回復するとの予測を公表した。中東情勢の悪化で今年5月は日量9450万バレルに落ち込んだが、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書締結を踏まえ、27年には1億1030万バレルに増加すると見込んだ。
IEAは、米軍によるイランの港湾封鎖が解かれれば、イランからの輸出が完全に再開されると予想する。ただ政治情勢の不透明感や、機雷除去の長期化などで、見通しには下振れリスクが残ると指摘した。
27年の石油需要は1億530万バレルと見込む。IEAは「大幅な供給過剰になる可能性がある」との見方を示した。
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