組み合わせが決まり、気を引き締める各チームの主将=別大興産スタジアム
第108回全国高校野球選手権大分大会(7月5日開幕・別大興産スタジアム)の組み合わせ抽選会が17日、同スタジアムであった。夏の甲子園を懸けた42校41チーム(宇佐産と由布は連合)のトーナメントが決まった。
41チームの主将が出席。まずノーシードの33チームがフリー抽選を行い、第3、第2シードの順に札を引いた。
最後に第1シード2校が登場。まず6連覇が懸かる明豊・坂田庵主将が左パートを引き、「一戦必勝で目の前の試合に集中したい」。文武不岐を掲げる上野丘は右パートとなり、須藤雅仁主将が「昨夏は1回戦でコールド負け。雪辱を果たす」と意気込んだ。
5日は開会式の後、高田―中津北(午後0時半)の1試合を実施。第2日の6日以降は、2回戦終了まで1日3試合、3回戦から準決勝までは同2試合で進める。決勝は25日午前9時半からの予定。休養日は計4日間設け、雨天延期などの場合は代替日に充てる。
今大会は入場料を値上げし、一般千円(中学生以下無料)となる。
■選手宣誓は日田の井上主将
開会式の選手宣誓は日田の井上蒼太主将(3年)に決まった。立候補した24人の中から抽選で選ばれ、「貴重な経験。日田の名に恥じないあいさつをこれからじっくり考えたい」と話した。
3年前には連合を組むなど一時部員不足に陥った。30人近くまで戻ったものの、3年生の選手は4人。「1995年以来の甲子園へ」と先頭に立って後輩を引っ張ってきた。
あいさつには日頃の感謝を込めるつもりだ。初戦の相手は鶴崎工。「昨年は1回戦負け。今年こそ」と力を込めた。
<初戦注目カード>
柳ケ浦・光武侑臥(ゆうが)主将 バッティングの良い相手との打ち合いになりそう。低い打球を意識して点差を広げたい。1点を阻止し、守りからリズムをつくる。
日田林工・大庭那祐太(なゆた)主将 4月の県選手権支部予選は大差で負けたのでやり返せる機会が来た。打撃陣がしっかり打ってつなぎ、バッテリーを支えたい。
鶴城・河野主侑主将 同じ県南の身近な相手なので負けられない。初回から勢いを大切に、先制点を奪って有利に試合を運ぶ。ピンチは最少失点で切り抜けたい。
臼杵・野田賢太郎主将 投打ともに仕上がったチームの印象。相手は打撃でも押してくるので、ペースにのまれないように戦う。足でかき乱して、得点していきたい。
宇佐産・恵良禰杜主将 うちが12人で由布が7人。週末だけの合同練習は雰囲気がいい。相手は総合力が高いが、投手を軸に打たせて取り、隙を突く野球がしたい。
宇佐・松本翼主将 何度か練習試合をしており、互いのことはよく分かっている。基本に忠実な守り勝つ野球を貫けるかどうかがポイントになる。
■部長を対象に熱中症の研修会
抽選会に合わせ、各校の部長を対象に熱中症が起きた場合の対応法を学ぶ研修会があった。
昨夏に続き、別府医療センターの久保徳彦スポーツドクターが講師を務めた。現場でできる応急処置として、氷水に漬かるアイスバスなど深部体温を下げるために有効な手段を紹介。症状の程度を判断する基準や水分補給のポイントなども説明した。
「期間中は猛暑が予想される。体調不良の際はまず熱中症を疑い、適切な対応をしてほしい」と呼びかけた。
■県高野連が始球式の小学生募集
県高野連は大会期間中の7日間(7月11、12、18、19、20、23、25日)で第1試合開始前に実施する始球式で登板する小学生を募っている。
対象は県内在住者。性別や野球経験は問わず、過去に始球式で登板経験がなければ応募できる。
はがきに(1)氏名(フリガナ)(2)年齢(3)性別(4)生年月日(5)学校名(6)学年(7)所属チーム名(あれば)(8)応募理由(9)実施可能日(10)保護者名(11)住所(12)電話番号―を記入し、県高野連事務局(〒870―0846、大分市花園3の3の1)に郵送で申し込む。今月25日(当日消印有効)まで受け付ける。