JR西日本などが開発を進めるリモコン操作型の除雪機=青森県十和田市(同社提供)
JR西日本は18日、駅ホームでリモコン操作型除雪機の試行運用を始めたと発表した。作業員の安全確保や負担軽減、作業時間の短縮につなげる目的があり、2027年度中に管内の駅で導入したい考え。将来的には離れた場所から遠隔操作できるタイプや自律走行型の機器の導入を目指す。
JR西によると、豪雪地のホームの除雪は社員や協力会社職員らが主に早朝や深夜に実施。重労働な上、線路に転落したり、列車と衝突したりする危険があった。
試行導入した除雪機は長さ約130センチ、高さ約55センチ、重さ約160キロで、ホーム近くなどに立ってリモコンで操作する。福井県大野市の越前大野駅で今月から運用を始めた。
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