「中津干潟フェスティバル」 自然環境の大切さ感じる
6月26日、中津市で「中津干潟フェスティバル」があり、多くの家族連れでにぎわった。中津干潟は国内でも最大規模の干潟。生きた化石といわれるカブトガニや絶滅が心配されるアオギスなど、希少種が多く生息している。
自然環境保全の大切さをもっと広く知ってほしいと、NPO法人「水辺に遊ぶ会」や水産大学校、日本文理大学の学生ボランティアらが中心となって活動し、今年で2回目。生きものの観察や説明などがあった。
初めて見て触れる生きものに、子どもたちは緊張しながらも興味津々で、次第に笑顔も増した。生きものを手に乗せたり、大きなカブトガニを持ち上げると、見守る保護者からも歓声が上がった。希少な生きものを守るため、干潟の保全や自然環境の大切さを改めて強く感じた。
(日本文理大学工学部情報メディア学科3年、池田周平)