2025822日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

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「猫」中村羽秋(3年)
制作意図
千熊丸と三毛猫の愛くるしい幸せのひととき。三毛猫とのスキンシップを、雲のような煙に包まれている二人だけの信頼を描いた。
2022年11月07日付21面に掲載されています。

「さまよい」ピニョレイ・ローズ・スターラ(3年)
制作意図
三毛猫を見つけるために忙しく慌てながらも頑張る様子。朝から夜まで探しても見つからず、「外ばかり見ていたが家の中にいるのでは?」と思っても、見つからないまま。自然的で不思議な雰囲気を表すために、誰にも見つからない所で一匹でいる、少しもの悲しいが、同時に人物が話し合うシーンなので、さわやかな色合いを使って表現した。
2022年11月06日付21面に掲載されています。

「隠れ上手」ピニョレイ・ローズ・スターラ(3年)
制作意図
必死に猫を探そうとするが、どうしても見つからない。みんなから愛されていた猫なので、全員がかなり慌て、不安な気持ちでいっぱいになるが、隠れ上手な猫は誰にも見つからない。たくさんの人の不安な気持ちや猫が狭い所に隠れている様子を、柄や構図で表した。
2022年11月05日付21面に掲載されています。

「仲直りの印」小山優良(3年)
制作意図
千熊丸が誾千代のために一つだけ採ることのできた松露を渡すシーン。誾千代が千熊丸と絶交し、土手で日を浴びながら青空を見上げている時、最初に絶交した時のことを思い出す。その時の仲直りの品が松露だった。一日中探し回ったという千熊丸の優しさが印象に残り、このシーンを描いた。
2022年11月04日付22面に掲載されています。

「戸惑い」難波和果奈(3年)
制作意図
誾千代と千熊丸が行方不明になった猫のミケを探す場面。懸命にミケを探す千熊丸とは違い、誾千代は探そうとはせず、土手で寝転んでいる。男女関係なくお互いに力を認め合いながら過ごしてきた幼少期と、現在の千熊丸との関係の違いに戸惑い、不安定な心情を波のような模様で表現した。
2022年11月03日付21面に掲載されています。

「慈慕」寺西一花(3年)
制作意図
三毛猫の愛苦しさを思い出し、抱いたときの感触などを思う真里の優しい表情を描いた。真里は3人の中で一番大人というか、精神年齢が高いと思う。幼いながらも慈しみを持つ雰囲気が出るように努力した。
2022年11月02日付23面に掲載されています。

「でかけるミケ」池辺花奈子(3年)
制作意図
ミケが小屋から出ていく場面。生後5~6か月のミケの特徴(桃色の鼻、長い尻尾、白・茶・灰の毛色)を意識し、子猫らしさを出すために細部にこだわった。目は困っているような形、口は鼻と同じ桃色、体は小さめで毛並みは柔らかさを意識。顔の模様は親戚の家の三毛猫を、目は家で飼っている猫を参考にした。皆から愛され、鬼道雪をも虜にしてしまうほどのかわいい猫になるように描いた。
2022年11月01日付21面に掲載されています。

「儚」倉富花音(3年)
制作意図
冷たい月明かりに照らされながら真里に千熊丸が相談をしているシーン。誾千代と千熊丸の恋を応援しながらもひそかに彼に恋をしている真里。真里が涙を流しているように見えると千熊丸が感じるシーンを切り抜いた。色つきは現実を、白黒は真里の内面を表している。
2022年10月31日付21面に掲載されています。

「願いごと」梅崎桃花(3年)
制作意図
誾千代が祈る場面や白狐を描きたいと思った。どんなことを祈ったかは分からないが、真剣に祈っている様子を表情で表した。工夫点は光の描写と誾千代の描き方。光は月夜に照らされて、黒髪が輝いているように描いた。千熊丸が想像で祈っている誾千代を描きたかったので、凛々しさと可愛らしさで表現した。
2022年10月30日付25面に掲載されています。

「見極め」大島夏矢(3年)
制作意図
仁志が千熊丸を見つめるシーンを描いた。千熊丸が赤面している中、何を思い、何を望んでいるのか、と自分なりに読み取り、上からアオルような構図にした。
2022年10月29日付21面に掲載されています。