2025822日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

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「城戸、走る。」三浦歩(3年)
制作意図
誾千代のために一生懸命走り回る城戸の姿を千熊丸視点で描いた。城戸のユーモアあふれる一面を表現するために、背景の色にピンクや黄色、緑を使って、賑やかな感じにした。構図も工夫して、大胆ですっきりとした画面に見えるようにした。
2022年10月18日付21面に掲載されています。

「水鏡に映る少女」松原佑奈(3年)
制作意図
水面に映る自分を見て嘆く誾千代。着飾った誾千代とその姿が水面に映るところが主になると判断したので、そのシーンに注目した。きれいな顔と、それに納得していない表情をうまく表現できるよう、眉毛や口の形などを工夫した。水面に映ったときの体のゆがみや水の光と影も細かく描いたので、そこも見てくれるとうれしいです。
2022年10月17日付19面に掲載されています。

「香椎宮の誾千代と城戸」前田千咲子(3年)
制作意図
真剣な話をしている城戸と誾千代。城戸は少し険しい顔を意識して描き、誾千代はきれいに着飾った衣装に少しうんざりしているため、城戸と目を合わせようとせずにそっけない感じを表現した。背景は、誾千代が休憩中の香椎宮。きれいな陽の光を意識して描いた。
2022年10月16日付21面に掲載されています。

「囚われ」竹村花菜(3年)
制作意図
「女」という性別に囚われている誾千代を描いた。背景は、陽が陰っている点と誾千代の不服そうな心情を表すために銀箔を使用し、腐食させることで鬱屈感のようなものを表現した。周りに咲いている花は、月下美人。あえて女性をイメージさせる花を描くことで、囚われているという点を表現した。
2022年10月15日付21面に掲載されています。

「恋いしたう」黒枝雫(3年)
制作意図
千熊丸とある一人の少女の出会いを描いたこの場面は、私の中で最も特別な時間が流れていくのを感じた。千熊丸が見惚れてしまうほどに美しい少女の姿を描き表してみた。紫の唐衣に映える白い肌に赤い唇。千熊丸の視点で作品に触れてもらえると幸いです。
2022年10月14日付21面に掲載されています。

「願い」猪原海瑠(3年)
制作意図
白狐を捕まえに2人で行ったものの、その先で足にけがをしてしまった千熊丸に誾千代が肩を貸すという場面がすごく印象強かったので、その時の2人を連想して描いた。父のように強くありたい、たくましい誾千代の後ろ姿にも注目です。
2022年10月13日付21面に掲載されています。

「揺るがない自分」赤峰由那(3年)
制作意図
誾千代が持っている「確固たる意志」を表現できるよう努力した。“女だから”という固定観念や、世の中の流行に流されず、自分がやりたいこと、なりたい姿を追い続ける誾千代には強いオーラがあり、自分だけの価値観を大切にしているからこそ魅力的な人であると思った。
2022年10月12日付25面に掲載されています。

「栄えたまち」板垣真子(3年)
制作意図
山ばかりの太宰府に住む千熊丸が博多の地に新鮮さを感じる様子を表現したいと思った。博多の市場は、以前は何度も戦によって焼き払われていて、道雪のおかげで平和になっていることがよく分かる。多くの人が行き交い、生き生きとした雰囲気を表そうとした。賑やかさを色の鮮やかさで表現した。
2022年10月10日付21面に掲載されています。

「つよくてあたたかい人」井上萌百(3年)
制作意図
道雪の手を想像した。「鬼道雪」の異名を持つ恐ろしいほどの強さと、優しさが特に印象に残った。樫杖をついてもなお失われることのない威厳を四隅の赤黒い色で、女子供や弱い者へのゆるぎない優しさ、あたたかさはオレンジや黄色で表した。筋肉で硬く、熱い手から滲み出る戦国武将の貫禄を感じてもらいたい。
2022年10月09日付22面に掲載されています。

「愛する子の為」石倉風月(3年)
制作意図
仁志が誾千代をしかるため、部屋に連れていく。仁志は「自分と同じような過去は歩んでほしくない。女として強くなってほしい」と思う。誾千代はそんな気持ちをつゆも知らず、不満を抱く。親の心子知らず、という言葉がとても似合うと思い、不満そうな誾千代と子を思う仁志を描いた。
2022年10月08日付22面に掲載されています。