神村学園を破り、初優勝を飾った柳ケ浦イレブン=神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
高校女子サッカーの日本一を決める第34回全日本選手権は11日、神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で決勝があった。大分県代表の柳ケ浦(6年連続10回目)は神村学園(鹿児島)を1―0で下し、県勢初の頂点に立った。
序盤から持ち前の堅守が機能。過去3回の優勝を誇る強豪を相手に、前に出る守備で主導権を渡さなかった。すると前半43分、右からのCKにFW村上凜果が頭で合わせ、待望の先制点が生まれた。
後半は押し込まれる時間帯が続いた。ただ今大会4試合でわずか1失点に抑えてきた守備陣を中心に体を張って守り抜き、そのまま勝ち切った。
試合終了のホイッスルが鳴り響くと、創部21年目で悲願を達成したイレブンはピッチで抱き合い、喜びを爆発させた。スタンドに駆け付けた約300人の応援団からは惜しみない拍手が送られた。
柳ケ浦・林和志監督の話 選手たちは90分間走り抜き、戦ってくれた。3年生の力で日本一になれたので感謝したい。
柳ケ浦・MF田淵聖那主将の話 一戦必勝で戦ってきた結果が優勝につながった。金メダルを手にでき、人生で一番の宝物です。
佐藤樹一郎知事の話 仲間や監督を信じてピッチを駆け抜ける姿は、県民に大きな感動と勇気を与えてくれた。本県の高校サッカーの歴史に新たな一ページを刻むものであり、新年早々、素晴らしい夢と希望を届けていただいた。
後藤竜也宇佐市長の話 悲願の全国制覇を心からお祝いしたい。準決勝は現地で応援することができ、一生懸命に走り、ぶつかり、守る姿に勇気づけられ本当に感動した。全国に「宇佐市」の名前をとどろかせてくれ、市民もうれしく感じていると思う。