2025822日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

※挿絵をクリックすると拡大します。

「射」井上晴空(3年)
制作意図
この回では、誾千代の何とも言えないような緊張感漂う雰囲気がとても印象的だった。この感覚を表現するため、特に表情の描き込みにこだわった。銃を向けている様子と誾千代がこのシーンで感じている思い、この両方が伝わるとうれしい。
2022年10月07日付21面に掲載されています。

「杯」河野風大(3年)
制作意図
気分良さ気に杯で酒を飲む道雪の手元を描いた。たくましく、ゴツゴツした手やあふれてこぼれそうな酒を線で表現することで、道雪の荒々しい部分を垣間見せようとした。
2022年10月06日付25面に掲載されています。

「娘が選ぶ道」尾形紗良(3年)
制作意図
道雪の「女子とわかった時は、わしのごとき血塗れの生涯でのうて、誰ひとり殺めず幸せに暮らして欲しいと願った」という願いに対して、娘の誾千代は戦の道に進みたいと願った。父として娘が選ぶ道を優先させるか女としての幸せを選ぶのかという葛藤を、来るか分からない誾千代の未来の姿で表現した。
2022年10月05日付25面に掲載されています。

「偶然」海野玲希(3年)
制作意図
道雪と城戸が話している様子を描いた。城戸は道雪の威厳に少し委縮しており、道雪は娘の将来を案じて硬い雰囲気なので、全体的に色をつけず、モノクロに仕上げた。奥に座っているのが道雪。腕を組み、硬い様子にした。2人とも少し渋いイメージなので、シンプルな構図に設定した。
2022年10月04日付21面に掲載されています。

「打倒・誾千代」中村羽秋(3年)
制作意図
千熊丸が誾千代のことを初めて女子だと知り、「誾千代、俺も必ずお前みたいに強くなる。まだ勝負はついておらぬぞ」という言葉から感じた千熊丸の旺盛な意欲を描いた。
2022年10月03日付20面に掲載されています。

「戦いの後」姫野真帆(3年)
制作意図
初めて誾千代と千熊丸が名乗り合うシーンで、誾千代が誇らしげに自分の名と戸次道雪の子という身分を言う場面を描いた。名乗り合った後、誾千代が手を差し出す。千熊丸がその手を取り、始めて互いを見つめ合うシーンでもある。そんな2人の距離感を描いた。
2022年10月02日付22面に掲載されています。

「爛々(らんらん)」豊田優(3年)
制作意図
朝の光を受けて笑顔を浮かべる千熊丸の姿を描いた。強い意志や決意、打ちのめされてもなお立ち向かおうとする闘志を表すため、目に明るい光を宿させた。着物の柄や色合いを工夫し、その時代にそぐった服装になるよう心掛けた。
2022年10月01日付21面に掲載されています。

「立ち上がる」田原ひなの(3年)
制作意図
この回で印象的だったのは、千熊丸が誾千代との勝負で何度倒されても立ち上がるところ。何度も立ち上がり、笑みさえも浮かべてしまう千熊丸に誾千代も驚きを覚えたとあったので、立ち上がろうとする千熊丸の手を描いた。
2022年09月30日付22面に掲載されています。

「山茶花」田中彩希(3年)
制作意図
冷え込んだ能舞台をイメージして、障子や山茶花を選んだ。千熊丸をイメージした手前の山茶花には「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」という花言葉がある。千熊丸はこの山茶花のような性格であると考え、目立つ位置に配置した。
2022年09月29日付23面に掲載されています。

「出会い」小田紳矢(3年)
制作意図
誾千代と千熊丸が肩をぶつけたシーン。美童で、大きな瞳で挑むような目をしている誾千代を描いた。7歳くらいで背が高いので、6頭身くらいに。色白を意識して、全体的に薄い感じで表現した。
2022年09月28日付25面に掲載されています。