【男子団体追い抜き】優勝した日出総合の選手たち=別府競輪場
自転車トラックの男子団体追い抜きは、日出総合が3連覇を飾った。昨年はわずかに届かなかった全国高校総体(インターハイ)の参加標準タイムも突破。首藤滉輝(3年)は「仲間の特長は互いによく分かっている。誰が先頭でもペースを落とさず走れた」と会心のレースを振り返った。
メンバーは首藤、高橋天(同)、川部大和(2年)、神田颯飛(同)。優勝はもちろん、最初から参加標準タイム(4分40秒64)をターゲットに定め、スタートを切った。
隊列を組んで空気抵抗を抑え、スムーズな先頭交代で速度を落とさない。練習で高めてきたチームワークを発揮し、ライバル・翔青との差を徐々に広げた。中盤以降もペースを崩さず、最後は大差をつけて3年連続の栄冠をつかんだ。
フィニッシュタイムは4分34秒43。昨年の県総体でマークした4分40秒69を6秒以上更新した。伊東泰輝顧問は「1年間の積み上げが発揮できた。互いによくカバーし合っていた」とたたえた。
今大会最初のレース、チームスプリントでも接戦の末に勝利し、団体種目で2冠を達成。九州大会やインターハイに向け、チームワークと走力のさらなるレベルアップを目指す。高橋は「団体追い抜きで(4分)30秒を切り、インターハイで入賞したい」と話した。
■女子チームスプリントは翔青が唯一出走
自転車トラックの女子チームスプリントは翔青が唯一出走した。
メンバーは昨年と同じ羽矢鈴菜(3年)と阿部理沙(2年)。「スタートで少しミスがあった」(阿部)と言うものの、先頭・羽矢、2番手・阿部の隊列からスピードに乗った。
1周後に羽矢が離脱し、後を託された阿部が最終周回を懸命にもがきフィニッシュした。同種目はほとんど練習しない中、昨年を上回るタイムをたたき出した。
女子部員は2人だけ。励まし合い、良いライバルとして高め合ってきた。羽矢は「後輩ができて頑張ることができた。好タイムを出せて良かった」とはにかんだ。
〈自転車〉
(別府競輪場)
【男子】▽チームスプリント (1)日出総合(内田、後藤、硲)1分23秒66(2)翔青
▽団体追い抜き (1)日出総合(高橋、首藤、川部、神田)4分34秒43(2)翔青
▽1000メートルタイムトライアル (1)杉本進之介(翔青)1分8秒64(2)甲斐田真佑(大分工)(3)高橋天(日出総合)
▽3000メートル個人追い抜き (1)高橋天(日出総合)3分39秒54(2)杉本進之介(翔青)(3)洲崎琥太郎(高田)
【女子】▽チームスプリント (1)翔青(羽矢、阿部)1分4秒78
▽スプリント (1)阿部理沙(翔青)13秒50(2)羽矢鈴菜(同)(3)新谷心美(日出総合)
▽1000メートルタイムトライアル (1)阿部理沙(翔青)1分20秒61(2)羽矢鈴菜(同)
▽3000メートル個人追い抜き (1)阿部理沙(翔青)4分19秒87=大会新(2)羽矢鈴菜(同)(3)新谷心美(日出総合)
▽ケイリン (1)羽矢鈴菜(翔青)14秒17(2)阿部理沙(同)(3)新谷心美(日出総合)