「力強いプレーも見せていきたい」と意気込む柳ケ浦高の竹田
サッカーのU17女子アジアカップ(5月1日開幕・中国)に臨むU―17日本女子代表に九州から唯一、柳ケ浦高主将のDF竹田美佐也(みさや)(17)=3年=が選ばれた。今秋のU―17女子ワールドカップ(W杯)の出場権が懸かる重要な大会のメンバー入りを果たし「持っている力を最大限発揮したい」と意気込んでいる。
竹田の持ち味は左足から繰り出す精度の高いキック。主戦場の左サイドバックから前線まで駆け上がってのクロスやセットプレーのキッカーとして好機を演出できる。
高い身体能力を生かしたロングスローも武器の一つで、同高の林和志監督は「プロを含めても竹田より遠くに投げられる選手はほとんどいない」と評価。女子サッカーの強豪がそろうアジアでの戦いでは、大きな強みになりそうだ。
同高では1年時から主力として活躍し、昨秋に世代別の日本代表候補合宿に招集された。順調にステップアップする中、冬の全日本高校女子選手権直前に腰椎を疲労骨折。痛みをこらえて試合に強行出場したが、本来の姿とはほど遠く、決勝はベンチから初優勝を果たした仲間の勇姿を見守った。
「目標だった日本一を達成できてうれしかったけど『自分がいなくても大丈夫だったんだ』という複雑な気持ちもあって。正直、すごく悔しかった」と振り返る。
それだけに今回の代表入りに懸ける思いは強く「とてもワクワクしている。自分のプレーをしっかりアピールしたい」と力を込める。アジアの大舞台で存在感を放てるか、けがも癒えて準備は万端だ。
<メモ>
U17女子アジアカップ中国2026は5月1~17日に中国・蘇州で開かれる。前回大会を制した北朝鮮をはじめ、12カ国が出場。4カ国が3組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2カ国と3位のうち上位2カ国が決勝トーナメントに進む。大会の上位4カ国は10月からモロッコであるU―17女子W杯の出場権を得られる。