射手に挑戦する(左から)西井清香さん、堀池陽向さん、藤本奏音さん、河野妃希さん=豊後高田市是永町の若宮弓道場
【豊後高田】豊後高田市の伝統行事「若宮八幡神社秋季大祭・裸祭り」(5~7日)で、市内の女子高校生4人が大たいまつに火矢を放つ射手に挑む。大たいまつ(高さ約16メートル、重さ約5トン)は市中心部の桂川に立てられ、5、7日の夜にみこしが川渡りをする際、約50メートル離れた御玉橋から射て点火する。
太鼓の演奏の中、締め込み姿の男衆がみこしを担いで燃え盛る大たいまつの横を渡る様子は祭りの見どころ。5日は午後5時45分ごろ、7日は同7時25分ごろ、4人も所属する市弓道連盟のメンバーが火矢で点火する。
4人は高田高2年の河野妃希(きさき)さん(16)、堀池陽向(ひなた)さん(17)、西井清香(さやか)さん(17)と爽風館高1年の藤本奏音(かのん)さん(16)。
動画配信や火矢を見たことをきっかけに弓道に興味を持ち、昨年春から同連盟が始めた夜間教室に参加。市内是永町の若宮弓道場に通い始め、週1、2回の練習に励んで全員、初段を取得した。
河野さんは「所作など難しいところは多いが、上達していくのが楽しい」、藤本さんは「はかま姿に憧れて始めた。今は的に当たった時が一番うれしい」と話す。
大たいまつを設置するようになって40年の歴史で、高校生が射手になるのは初めてという。西井さんと堀池さんは「このために練習してきた。成果を発揮したい」と意気込んでいる。
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若宮八幡神社秋季大祭・裸祭りでは5、7日の川渡り前に河川敷に設置した特設ステージで太鼓演奏などがあり、6日は豊後高田市高田の下宮でウオークラリーやビンゴゲームも。
大たいまつの40周年を記念して川渡り直前にナイアガラ花火を上げるほか、豊後高田昭和の町の「昭和のまち・てらす」にはミニチュアたいまつ、河川敷沿いには高田高と高田中両美術部の生徒が作った記念のぼりも並ぶ。