臼杵磨崖仏の音声ガイドをPRするいとうせいこうさん(左から2人目)とみうらじゅんさん(右端)=臼杵市役所
【臼杵】臼杵市深田の国宝臼杵磨崖仏の音声ガイドを仏像好きで知られる作家のいとうせいこうさんとイラストレーターのみうらじゅんさんが務める。来場者は22日から来年3月31日まで無料で利用できる。国宝指定30周年記念事業の一環。
2人は、1992年から紀行文「見仏記(けんぶつき)」の連載を始め、世界各地の仏像を見て回る仏像愛好家。10月に臼杵磨崖仏を見物し、音声を収録をした。
音声ガイドは、石仏の各地点で2人の軽妙なトークが飛び交う約30分のオーディオコメンタリー型。観覧券販売所のQRコードにスマートフォンをかざして読み込むか、無料貸し出しの専用機器で聞くことができる。
いとうさんは「中国の雲崗石窟寺院に勝るとも劣らない磨崖仏」。みうらさんは「ストレスゼロ仏(ぶつ)ゾーン うすキングダム」と同所を表現し、「周遊するだけでストレスが発散される」とそれぞれ称賛。「ゆっくりとすごせるガーデンで音声ガイドを楽しんでもらいたい」と声をそろえた。
市は「2人の自由なトークの編集は難しかったが、聞き応えのある音声ガイドになった。ユニークで親しみやすい語り口を耳に臼杵磨崖仏を見仏してほしい」と呼びかけた。