【新体操女子個人総合】2連覇を果たした鶴見丘の西=サイクルショップコダマ大洲アリーナ
鶴見丘の4人で競った新体操女子個人総合は、西由美子(2年)が2連覇を飾った。それでも「50点。緊張もあってか、普段はしないミスも出た」と満足はしなかった。
祖母が作ってくれたきらびやかな衣装を身にまとい、凜(りん)とした表情で入場。映画「アラジン」の曲に合わせたリボンは滑らかな動きで首位と0・4点差の2位につけた。
得意のフープを前に「今まで通りを意識しよう」と心の中でつぶやいた。最終演技者の重圧にも負けず笑顔でフロアを躍動し、逆転を決めた。
2歳で競技を始めた。「前は泣き虫だった。今は自分に厳しく向き合い、メンタル面も成長できた」という。全国総体を見据え「課題を重点的に見直し、決めるべきところで決められるようにしたい」とさらなる成長を誓った。
〈新体操〉
(サイクルショップコダマ大洲アリーナ)
=女子=
【個人】▽総合 (1)西由美子(鶴見丘)40・350点(2)下之門芽生(同)(3)清末結愛(同)
▽リボン (1)清末結愛(鶴見丘)20・750点(2)西由美子(同)(3)下之門芽生(同)
▽フープ (1)西由美子(鶴見丘)20・000点(2)下之門芽生(同)(3)清末結愛(同)
(総合1位は全国、同2位までは九州大会へ)