由布院温泉旅館組合とふぐの郷臼杵、市観光協会が「夏ふぐ」で誘客を図る=臼杵市祇園西区
【臼杵・由布】由布市湯布院町の由布院温泉旅館組合(冨永希一代表理事)の7旅館は臼杵市の「夏ふぐ」をメイン食材にしたフェアを今夏、開催する。養殖技術の向上で、夏でもおいしく楽しめる臼杵市のフグを同町でPRすることで、臼杵市への波及効果も目指す。
組合によると、県内有数の観光地の同町だが、6、7月は客足が鈍る傾向があり、昨年は猛暑のため9月までその影響が続いたという。組合のうち7旅館は「夏ふぐ」の魅力で誘客を図ろうと、臼杵市観光協会とタイアップして、「臼杵夏ふぐフェア」と題した宿泊プランを販売することにした。各旅館は7~9月、厚切り仕立てのふぐ刺しとおおいた和牛のステーキなどで宿泊客らをもてなす。
冬の味覚として親しまれるフグだが、養殖技術が進化し、臼杵市内のフグ料理店や卸業者でつくる「ふぐの郷臼杵」(高橋清登代表)は毎年、「臼杵の夏ふぐキャンペーン」を実施している。
旅館はキャンペーンのチラシを設置して、フグを堪能した観光客を本場の臼杵市へも足を向けてもらうようにする。
組合の高田淳平理事は「臼杵のフグの魅力を通じて国内の人とつながりを再構築したい」。ふぐの郷臼杵の高橋清登代表は「湯布院町の宿泊者が臼杵を訪れてフグを食べたいと思ってほしい」と期待した。