名物の「花魁道中」では着物に身を包んだ参加者たちが地区内を練り歩く=2024年8月、別府市浜脇
【別府】別府市浜脇地区の伝統行事「べっぷ浜脇薬師祭り」は30、31の両日、市内の浜脇温泉周辺で開かれる。名物の「花魁(おいらん)道中」のほか、さまざまなステージイベントを予定している。キッチンカーや屋台などの約30店も出店する。同地区の自治会などでつくる「ツーリズム浜脇まちづくり推進協議会」の主催。
初日は午後5時から、「浜脇薬師如来」での法要で幕開け。お接待として来場者200人にまんじゅうを配る。同5時40分からは浜脇温泉前の広場に設置したステージで、子どもたちの太鼓や別府翔青高吹奏楽部による演奏がある。同8時からの花魁道中は、きらびやかな衣装に身を包んだ参加者15人が地区内を練り歩く。
最終日は午後4時半からダンスショーなどがある。同7時半からの薬師音頭大会で祭りを締めくくる。
人気のお化け屋敷は両日ともに開催。午後6時から同9時まで。入場料100円。
市無形民俗文化財に指定されている「見立て細工」は、28日から祭り最終日の31日まで朝見川沿いに並べる。今年は市内の8団体が参加する。
事務局は「楽しい催しをたくさん企画しているので遊びに来てほしい」と呼びかけている。
荒天の場合は中止する。問い合わせは三重野治久事務局長(090-9659-9080)。