【大分―岡崎】前半31分、先制のゴールを決める大分の金崎=クラサスサッカー・ラグビー場
サッカーJFLの第3節最終日は23日、大分市のクラサスサッカー・ラグビー場などであった。ヴェルスパ大分は同会場でFCマルヤス岡崎と対戦し、2―0で勝利した。通算2勝1分け。
大分は第4節第1日の29日、東京のAGFフィールドでクリアソン新宿と対戦する。
■金崎が先制、主導権握り続ける
ヴェルスパ大分は岡崎に快勝し、開幕から3戦負けなし。中村元監督は「全員でつかみ取った勝利」と喜びに浸った。
前節は攻め込まれる場面が多く、「前からのプレス」を意思統一した。前半31分、中央付近でパスカットした球をつなぎ、MF金崎夢生が左足を振り抜き先制した。
後半から大卒新人のFW矢野佑介を投入し、波状攻撃を仕掛けた。22分、矢野が相手陣内でインターセプト。そのまま駆け上がり、GKとの1対1を冷静に決めた。リーグ戦初ゴールに「自信があるスピードを生かせた」と声を弾ませた。
相手が球を持つと複数人でプレッシャーをかけ、パスコースを封じた。主導権を握り続け、中村監督は「1週間やってきたことを出せた」と胸を張った。
ヴェルスパ大分2―0マルヤス岡崎
1―0
1―0
▽得点者【ヴ】金崎、矢野