サポーターを盛り上げる橋本澪良主将=トキハわさだタウン
フットサルFリーグ1部のバサジィ大分は20日、東京都の駒沢屋内球技場で全日本選手権準々決勝に臨む。1部2位の強豪・名古屋オーシャンズに挑む。
1、2回戦は、故障者続出で苦しんだリーグ戦の借りを返す気迫を見せた。GKを除き、FPの交代は1人ながら競り勝った。
準々決勝まで20日ほど間が空き、コンディション調整と戦術の確認に努めた。故障が癒えた2選手は復帰のめどが立った。「やることは変えず、精度を上げてきた」とゲーム主将の斎藤日向。
今季リーグ戦は2試合とも1―2で惜敗した。斎藤は「相手の個のレベルは高いが、カバーし合いながら立ち向かう」と話した。
選手たちは16日、大分市のトキハわさだタウンで開いた「ファン感謝デー」に参加し、狩野新監督は「結果だけを求めて、勝って大分に戻ってくる」と誓った。
契約満了などで9人の退団が決まり、現チームで戦うのは今大会が最後。選手たちは集まった約150人のサポーターと交流を深めた。