学習アドバイスのコーナーはQ&A方式でお届けしています。高校受験生向けは、能開センター大分本部(大分市)の三ツ股新吾講師が担当。受験生や保護者の質問に答えます。
■目標持って課題に取り組もう
Q.高校入学までにやっておくべきことはありますか。
A.高校の入学説明会では、春休みの間に解いて入学後に提出する課題が配られます。課題の範囲は中学で習った内容の復習に加えて高校で習う内容が予習として含まれます。入学後には実力テストもあります。習っていない部分は解けないこともありますが、解答を見ながら答え合わせをしてから提出しましょう。
これまで「受験があるから勉強しなければ」と思って勉強と向き合って来た人もいると思います。本来ならば、新しい知識を得る楽しさや面白さを感じながら勉強することが一番身に付くものです。受験のプレッシャーから解放された今だからこそ、春休みの2週間には「実力テストで良い成績を取る」「本をたくさん読む」「苦手分野の問題を解き直す」など目標を持って取り組んでください。
■授業と宿題と予習のバランス
Q.高校と中学ではどのように勉強が変わりますか。
A.まず一番大きな違いは科目数が増えること。数学は「数学Ⅰ」と「数学A」に分かれるなど、内容はそれぞれ範囲が狭くなる一方で深くなります。英語は2、国語は3、理科は4、社会は3科目にそれぞれ分かれて、宿題やテストも増えることになります。1日に取り組む勉強量も増えるので、「効率化を図り、ペースをつかむ」ことが大事です。
ポイントは授業と宿題と予習のバランスです。まず授業中は板書に注力するよりも、内容を「聞いて理解する」ことに集中しましょう。その中で必要なことだけをノートに書き留める。それが後になって見返したときに要点だけまとまったノートとなります。宿題はその日の授業の復習となるプリントを出されることが多いので、授業中に理解していれば難しいものではありません。
英語と数学は必ず予習が必要です。英語は1回の授業に知らない単語がたくさん出てきます。予習のやり方は、例えば単語の意味を調べて教科書に書き込んだり、和訳できない部分に印をしたりする。数学は例題を解いたり、解き方の解説を読んだりする。他の科目も教科書を読んだり、疑問に思ったことを調べたりしてみる。
予習は予備知識を付けるだけでなく、分からないことや理解できていないことを「浮き立たせる」ことができます。その分からなかったところを、授業で解決する。このサイクルが身に付けば、自分の苦手や復習すべき部分が分かりやすくなり、テスト対策もやりやすくなります。
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