【大分―湘南】開始直後、先制点となるシュートを放つ大分の高溝(右)=南足柄市体育センター
フットサルFリーグ1部のバサジィ大分はリーグ第15節第2日の16日、神奈川県の南足柄市体育センターで湘南ベルマーレと対戦し、6―4で勝利した。大分は2連勝。
第16節は最終日の24日、大分市のサイクルショップコダマ大洲アリーナで、しながわシティと対戦する。
▽第15節
バサジィ大分6―4湘南ベルマーレ
5―1
1―3
▽得点者 【大】高溝3、レオ、上原、青【湘】堀内2、フィウーザ、萩原
■高溝が前半だけでハットトリック
バサジィ大分は大量得点で粘る湘南を振り切った。勝利の立役者は前半だけでハットトリックを決めた高溝黎磨。「ゴールを目指し続けた結果が出た」と喜びに浸った。
開始早々、ボールをまたぐ得意のフェイントから左足でシュートを決めた。5分にはヒアンからのパスを直接押し込んだ。前半終了間際にはパワープレー返しを決めた。
後半は相手GKの攻撃参加やパワープレーから追い上げられただけに、前半のリードがものをいった。ゲーム主将の斎藤日向は「数的不利な状況での守備も準備していたが、難しさを感じた」と振り返った。
高溝は戦列を離れている仁部屋和弘に次ぐ30歳。主力を欠く苦しい状況で、若手を引っ張る活躍を見せた。「この試合で見つかった課題を改善し、さらに強くなる」と力を込めた。