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大分市の焼き鳥店、期間限定で中華そば店に変身 カナダ人店主「自慢のスープ味わって」

鶏がらと魚介を使ったスープを作るガウディ・ディビッドさん=大分市府内町の楓
鶏がらと魚介を使ったスープを作るガウディ・ディビッドさん=大分市府内町の楓
  • 鶏がらと魚介を使ったスープを作るガウディ・ディビッドさん=大分市府内町の楓
  • 老若男女に愛される味を目指し、試作を重ねたという中華そば(手前)と塩ラーメン

 【大分】大分市府内町の「焼き鳥 楓(かえで)」は31日までの期間限定で、中華そば店として営業している。カナダ出身の店主ガウディ・ディビッドさん(52)が新型コロナウイルスの影響で休業した期間を利用し、夢だったラーメン作りに挑み、完成させた味。だしはもちろん鶏がらがベースだ。「自慢のスープを味わってほしい」と串を丼に替え、腕を振るっている。
 しょうゆベースの中華そば(780円)、さっぱりとした塩ラーメン(同)、ピリ辛みそラーメン(750円)の3種。
 おおいた冠地どりの丸鶏で取っただしに、魚介をブレンドしたスープが特徴。福岡県の製麺所から取り寄せる麺とよく絡む。
 焼き鳥店は新型コロナ感染防止のため、4月から2カ月間休業した。昼間だけでも店を開けようと、念願だったラーメンを作り、メニューにしようと思い立った。
 3年前から鶏がらスープの研究はしており、それを基に試行錯誤を重ね、6月から2カ月限定(月曜定休)で提供し始めた。評判はSNS(会員制交流サイト)で広がり、午前11時の開店から数時間で50食が完売する人気ぶりだ。
 カナダの大学を卒業後、友人に誘われて来日。英会話講師をしながら別府、由布両市の飲食店、ホテルで働き、料理の腕と大分弁を磨いた。
 2011年に大分市出身で航空会社のキャビンアテンダントだった知恵子さん(44)と結婚。焼き鳥の名店を食べ歩いて研究し、16年に開業した。味はもちろん、親しみやすい人柄にファンは多い。
 「1年滞在するつもりがもう28年。大分は自然豊かで、ゆっくり生活できるのがいい。でも狭いけん、みんな顔見知り。悪いことはできんわ」とおどける。
 ラーメン作りを通し、鶏の種類でスープの味や脂の乗りが全然違うことなど奥深さを知った。提供を続けてほしいという要望は多いが、8月からは夜営業の焼き鳥店に戻る。
 国民食への挑戦で得た経験を糧に、満を持して〝本業〟を再開する。

※この記事は、7月17日 大分合同新聞 11ページに掲載されています。

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