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高校競技、広がる不安 センバツ出場明豊と大分商は練習時間短縮や自粛

 新型コロナウイルスによる感染拡大で各種スポーツ大会の中止や延期が相次ぐ中、第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕・甲子園球場)に臨む明豊、大分商両校ナインにも不安と混乱が広がっている。日本高校野球連盟は3月4日に方針を決める予定だが、先行きは不透明で現場は気をもむ状態が続いている。
 明豊は28日、4日までは練習時間を短縮して調整を続けていくことを決めた。また感染を防ぐため、部員以外の練習場への立ち入りを禁止し、バスで選手を送迎するなどして外部との接触を極力避ける。赤峰淳部長は「(開催の)可能性が残されている以上、やれるだけのことをやっていくしかない」と話した。
 大分商は県教委による部活動自粛の通知に従い、2、3の両日は休みにする。4日以降は日本高野連の方針決定を待って対応を検討する。深田信平部長は「(センバツ開催を)信じて準備するしかない」と話した。
 高校野球は現在オフシーズンで、対外試合の解禁日は8日。仮に開催されたとしても、両校とも練習試合や遠征の中止を余儀なくされるなど苦慮している。県高野連の佐藤直樹理事長は「大会開催の可否が分からない以上、県独自に動くわけにもいかない。選手たちにとっては晴れ舞台なので、何とかやらせてもらいたいが…」と話していた。

○救済措置必要 可否判断早く 県代表、困惑の声
 全国高校選抜大会は3月中旬以降、各地で開催が予定されている。県内からも各競技に出場するが、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大で、一部競技は既に中止が決定している。全国一斉の臨時休校や部活動の中止などで、影響はさらに広がる見通しだ。
 県教委は28日、文部科学省の方針に従い、臨時休校に併せて各校に部活動の中止を通達した。私立高校には県私学振興・青少年課が同様の対応を求めた。加藤寛章体育保健課長は「3月2日以降、当分の間は部活動が中止となる。選抜大会の開催が決まれば、その時の状況を踏まえ、あらためて(練習再開などを)個別に検討したい」としている。
 同日に中止が決まったハンドボール。県内からは男女とも大分の出場が決まっていた。男子の冨松秋実監督は「開催地が首都圏だったので予想はしていた。選手の落胆は大きいが丁寧に説明した」と話す。
 今後については「学校の許可が出れば練習をしたいと思っているが、無理だと言われれば個人でできるメニューを考えて自主性に任せるしかない」と困惑する。
 同じく中止のボクシングには、津久見の女子選手1人がバンタム級に出場予定だった。石川義隆監督は「女子は全国高校総体(インターハイ)も国体もない。開催しないのであれば、インターハイで特例実施するなど、何らかの救済措置も考えてほしい」と訴える。
 いまだ開催の可否を協議中の競技もある。フェンシングは3月1日の定例理事会で判断する見込み。女子団体の3種目に出場する豊府の中村修監督は「どうなるか分からない。早く方向性が決まってほしい」と案じた。

※この記事は、2月29日 大分合同新聞 17ページに掲載されています。

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