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202049日()

構内にピアノ、心和む中津駅 「自由に弾いて楽しんで」

設置後、最初にピアノを弾いた黒岩怜奈さんの演奏に聞き入る人たち=中津市のJR中津駅
設置後、最初にピアノを弾いた黒岩怜奈さんの演奏に聞き入る人たち=中津市のJR中津駅

 中津市島田町のJR中津駅(近藤博行駅長)が、駅構内に誰でも自由に弾けるピアノを設置した。5月17日までの期間限定。午前7時から午後6時まで開放する。関係者は「音楽で駅を盛り上げ、にぎわいにつなげたい。自由に楽しんで」と利用を呼び掛けている。
 JR中津駅は、JR九州管内の昨年度駅別の取り扱い収入が20億7700万円で13位。県内ではJR大分駅に次いで2位。一方で構内はテナントの撤退が相次ぎ、空きスペースが目立つ。
 今月上旬、「駅を盛り上げるためにピアノを置いてはどうか」と駅利用者から近藤駅長に意見が届いた。近年、駅や空港といった公共の場所に、誰でも演奏できるストリートピアノを置く動きが広がっている。県内の駅では現在、玖珠町の豊後森駅構内と、大分市の大分駅ビル「アミュプラザおおいた」内にあるという。
 趣旨に賛同し、中津市豊田町で楽器店を営む嶋沢次彦さん(74)が、アップライトピアノ1台を提供。待合室横のキヨスク跡に置いた。嶋沢さんは「駅は中津の玄関口。多くの人に弾いてもらい、心を和ませてほしい」と期待する。
 23日にお披露目式があり、中津少年少女合唱団がパフォーマンスを披露した。最初にピアノを弾いた団員の中津南高1年、黒岩怜奈さん(16)は「人前で弾く機会は少ない。緊張したけど楽しかった。また弾きたい」と笑顔。
 式後は、集まった人が次々にピアノを弾き、音色に引かれた駅利用者が足を止めたり、拍手を送ったりしていた。

※この記事は、2月29日 大分合同新聞 11ページに掲載されています。

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