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202049日()

湯治女子が魅力発信 別府市鉄輪で共同生活スタート

完成した温泉染めののれんと、湯治文化を国内外に発信する「湯治女子」ら=別府市鉄輪
完成した温泉染めののれんと、湯治文化を国内外に発信する「湯治女子」ら=別府市鉄輪

 湯治文化を国内外に発信するプロジェクトチーム「湯治女子」による別府市鉄輪での共同生活「湯治ぐらし」が始まった。第1弾イベント「鉄輪温泉で染める!のれんプロジェクト完成披露会」が26日、拠点となる「鉄輪湯治シェアハウス湯治ぐらし」であった。
 日本古来の養生法「湯治」。全国で廃れつつある中、立命館アジア太平洋大(APU)の女子学生4人が「湯治女子」として、湯治文化が色濃く残る鉄輪で暮らす。イベントやウェブサイトを通して新たなライフスタイルとしての魅力を発信。観光客と地域住民、若者と高齢者などの垣根を越えたつながりづくりを目指す。4人は2月下旬から順次入居している。
 披露会には住民など十数人が参加した。「旅する服屋さんメイドイン」として活動する同市末広町のアーティスト、行橋智彦さん(31)が「湯治女子」とコラボ。地元の人たちが約1週間、自宅や共同温泉で染めた手拭いを縫い合わせ、縦約1・6メートル、横約1メートルののれんに仕上げた。のれんは温泉の成分によって微妙に色合いが違う。のれんの披露に合わせ、4人が研究テーマや目標などを紹介した。
 「湯治女子」の一人、白石智鏡(ちか)さん(21)は「温泉で心と体を癒やし、人とのつながりを大切にした暮らしを実践したい」と話した。
 鉄輪の魅力に引かれて昨年3月、大阪府から移住した菅野静さん(41)がシェアハウスを運営。食やヨガ、妊活などのイベントを計画している。菅野さんは「湯治は世界に誇れる心身のヘルスマネジメント。面白い人、もの、ことが集まる場にしたい」と話している。

※この記事は、2月29日 大分合同新聞 10ページに掲載されています。

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