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半世紀前の善意に感謝状 別府市が八幡朝見神社に、水不足解消に貢献

 別府市は18日、水道の拡張事業で大きな貢献をしたとして、同市朝見の八幡朝見神社(神日出男宮司)に感謝状を贈った。1965年ごろ、市へ土地を提供したことが、市内全域の給水につながる水道事業の転機だったことが近年の調査で分かり、半世紀前の善意に謝意を示した。
 当時の別府市は水源に乏しく、たびたび給水制限を実施していた。66年の大分国体を控え、水不足を解消する計画が浮上。由布市庄内町の大分川から、21キロ離れた朝見浄水場まで導水管を敷設することになった。
 浄水場から市中心部に太い配水管をつなげる適地がなかったことから、市が神社に打診。神宮司の祖父で当時の宮司、故・喜久男さんから180平方メートルを無償で譲り受け、大型配水管(直径70センチ)の埋設が実現した。上人や亀川といった市北部の給水にもつながった。
 2017年の水道供給開始100周年事業で、記念冊子を作る際に寄付のことが判明。過去の資料を確認したところ、感謝状を贈っていないことも分かった。
 市役所で開いた贈呈式で、長野恭紘市長が神社禰宜(ねぎ)の神大和男(たかお)さん(43)に感謝状を手渡し、「随分と時間は経過したが、おかげで今の市民の生活が成り立っている」と謝辞を述べた。
 大和男さんは「氏子のため、別府市民のための神社であると判断し、提供したのだと思う。その思いを受け継ぎたい」と話した。
※この記事は、2月25日大分合同新聞朝刊8ページに掲載されています。
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