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202049日()

宮城台小は心の中に 竹田市、閉校式典で34年の歴史振り返る

式典で地域に対するお礼を述べる全校児童=23日、竹田市炭竈
式典で地域に対するお礼を述べる全校児童=23日、竹田市炭竈
  • 来月末に閉校する宮城台小

 児童数の減少に伴い、3月末で閉校する竹田市炭竈の宮城台小(伊藤貴久生校長、12人)で23日、記念式典が開かれた。同小閉校記念事業実行委員会が主催。児童と保護者、卒業生ら約200人が集まり、34年間の歴史や思い出を振り返った。
 式で首藤勝次市長と吉野英勝市教育長、甲斐重秋実行委員長が「割り切れない寂しさがある。今は未来に向けて踏み出そう」とあいさつ。伊藤校長は「宮城台小が皆さんの心の中で輝き続けてほしい」と述べた。
 児童は地元の歴史や文化を知る「郷土学」の学習成果を披露。寸劇を交え、しだれ桜や紫根染めなどについて発表し「地域の皆さんに支えられ、成長できました」とお礼を述べた。
 10期生(1995年度卒)で、東京を拠点に活動するシンガー・ソングライター古沢剛さん(36)は「上を向いて歩こう」を来場者と合唱。校舎の正面玄関では記念碑が除幕された。
 2期生(87年度卒)で息子2人が在学中の菅周作さん(44)=市内古園、会社員=は「小規模校だから友達や先生との距離が近かった」。32期生(2018年度卒)の竹田中1年渡部聡太さん(13)=市内刈小野=は「閉校に驚いた。寂しくなる」と惜しんだ。
 志水秀幸PTA会長(48)は「児童には、残された時間で最高の思い出をつくってほしい」と話した。

<メモ>
 宮城台小は市中心部から約8キロ西の山間部にある。1986年度に宮城、志土知両小を統合して開校。当初、児童は123人いた。本年度は市内12小学校で最少。6年生5人は3月19日に卒業し、2~5年生7人は来年度から竹田小に通う。

※この記事は、2月24日 大分合同新聞 11ページに掲載されています。

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