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「古里の思い出と風景を次世代に」 22日、大分市河原内で里山活用サミット

 里山を活用した自然体験活動の可能性を探る「あそびまなびの里づくりサミット」が22日午後1時20分から、大分市河原内のくすのきホールである。県の委託事業で「河原内自然環境保全くらぶ」が初めて開催する。「未来を担う子どものため、自然と触れ合う機会をどうつくるか考えませんか」と参加を呼び掛けている。
 くらぶは河原内の山あいにあった辻集落の出身者らで構成。集落には8世帯が住み、炭焼きや林業で生計を立てていたが、仕事の都合や不便さから1970年までに全員が転居した。
 「古里の思い出と風景を次世代に伝えよう」。有志は跡地を守る活動に乗り出した。2008年から県と市の助成を受け、点在する樹齢100年以上のムクノキやヤブツバキなど名木を保全整備。竹を伐採し、築100年以上の民家を利用した農村歴史資料館、展望台も設置した。13年からは市内の園児や児童を対象に、里山体験会を実施している。
 「不便でも人々の暮らしと自然が共にあり、豊かな時代だった。体験を通して子どもたちに優しい心を育んでほしい」と世話人の坂本裕明さん(70)。県は「生活の痕跡が残る廃集落を利用したユニークな活動。他のお手本になるのでは」と評価する。
 サミットでは集落出身の津野一三さん(83)が当時の暮らしぶりを紹介。パネルディスカッションには県環境教育アドバイザーら5人が登壇。環境教育の場としての里山の魅力、自然体験の場づくりの進め方について意見を交わす。昨年11月に竹中、上戸次、丹生各小の児童が参加した里山体験会の様子も上映する。
 長野県のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターの辻英之代表理事による特別講演もあり、地域全体で子どもを育てる取り組みについて話す。
 無料。問い合わせは県うつくし作戦推進課(☎097-506-3036)。 
※この記事は、2月20日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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