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高田高柔道部、丸刈り返上 伸び伸び指導で全国大会へ

 高校男子柔道界に丸刈り文化が残る中、豊後高田市の高田高柔道部では髪形は選手の自主性に任せている。伸び伸びとした指導方針が実を結び、第42回全国高校柔道選手権県大会の団体戦で初優勝し、全国切符を獲得した。昨春から全国高体連柔道専門部副部長を務める田川晋治監督(56)は「全国でも結果を残せば、高校柔道界が変わるきっかけになるかもしれない」と静かに闘志を燃やしている。
 男子柔道部には現在11人が在籍。地元中学と連携した強化策が奏功し、県内有数の強豪校に生まれ変わった。有力選手も集まる中で、入部後には丸刈りの慣例があった。
 昨夏のインターハイ終了後に一部の選手から丸刈りに疑問の声が上がった。全員で話し合い、猪俣雄風(ゆうが)主将(17)=2年=が「チームの総意として髪形は校則の範囲内で自由にしたい」と田川監督に掛け合った。田川監督の考えは「柔道本来の礼儀作法は絶対忘れてはいけないが、根拠のない伝統は廃止してもいい」。部員たちの思いをすんなり受け入れた。
 県大会の個人戦81キロ級を制した上津原寿輝哉(うえつはらじゅきや)さん(16)=1年=は髪を伸ばし始めた一人。「周囲に合わせて中学時代から丸刈りにしていたが、嫌だった。柔道の強さに髪形は関係ない」と練習に打ち込む。
 一方で、100キロ超級の松尾宜貞(なりさだ)さん(17)=2年=は丸刈りを貫き、少し伸びたら部員に切ってもらう。「小3から柔道を始めてずっと丸刈りなので落ち着く。引退してから伸ばせばいい」と語る。
 全国選手権は3月21、22日に前橋市であり、男子の団体戦と個人戦に選手が出場する。 
※この記事は、2月18日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。
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