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大分県産酒を香港市場に 大分市の「シーランズ」が輸出

 国産酒の輸出業務を手掛けるシーランズジャパン(大分市)は設立以来初めて、香港向けの大型輸出を実現した。県産酒を中心に、計5種類の酒をコンテナ単位で出荷。香港では日本食ブームを背景に日本産酒類の需要が年々増加し、伸びが期待される市場として注目されている。今回の輸出を足掛かりに販路拡大、他地域への展開へとつなげる。
 シーランズは2018年12月の設立。国内のワイナリーや酒蔵300~400カ所を巡り、納得した商品のみを買い付け。世界各地のバイヤーや商社に接触し、ニーズに沿った商品提案をしている。「小さな酒蔵は良い商品はあるのに輸出まで手が回らない、数量を確保できず取り扱ってもらえないといった現状がある」と久保亜香里社長(28)。
 財務省貿易統計によると、18年の香港への酒類輸出額は約58億円で、17年比21・4%増。中でも梅酒などのリキュール類は約10億円で、台湾に次いで2番目の市場になっている。
 日本貿易振興機構大分貿易情報センター(ジェトロ大分)は「現地商談会でも引き合いがあり、今後一層の需要増が見込まれる」と分析する。
 同社が輸出したのは「おおやま夢工房」(日田市)の梅酒4種を含む計5種類。昨年11月に香港であった酒類専門見本市に出展し、現地バイヤーに県産梅酒の魅力をPR。帰国後も交渉を続けた結果、計1300本の輸出にこぎ着けた。「現地バイヤーの日本産リキュールへの関心の高さに驚いた。初めての大型輸出で、県内蔵元の酒を扱えたことは感慨深い」
 人口減少や嗜好(しこう)の多様化などにより国内需要が減少する中、海外は有望な市場だ。久保社長は「メーカー、バイヤーそれぞれとの信頼関係をより強固にし、世界中に『メード・イン・ジャパン』の酒を広めていきたい」と意気込んでいる。
※この記事は、2月15日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
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