大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

大分、苦しみ37位 都道府県対抗男子駅伝

 第25回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が大会新記録の2時間17分11秒で3年ぶりに制覇、自県の持つ最多優勝回数を8に伸ばした。
 長野は中学生区間の6区で吉岡(川中島中)が区間新記録でトップに躍り出て、最終7区の中谷(早大)が逃げ切った。
 2~6位の兵庫、埼玉、佐賀、静岡、茨城も従来の大会記録2時間18分43秒を上回る高速レースとなった。昨年東北勢で初優勝し、連覇を狙った福島は序盤の出遅れが響いて14位だった。
 8大会ぶりの入賞を目指した大分は1区の3位発進を生かせず、2時間22分19秒で37位だった。

 【評】大分は8大会ぶりの入賞を目指したが、37位でフィニッシュした。1区の遠入が最高の走りを見せた。ハイペースな展開の中、最後まで先頭争いを繰り広げ、区間新記録の力走で3位中継した。2区谷口も健闘したが、その後は順位を20位台に落とした。5区上野が順位を二つ浮上させるなど、粘ったが、最終7区で苦しい走りになり、前回大会(34位)を下回る悔しい結果になった。

〇1区の遠入、堂々区間新
 大分の高校生エースが本領発揮した。1区の遠入剛(東明高3年)が最終盤まで先頭集団に食らいついた。最後のスパート合戦で惜しくも1秒差の3位中継となったが、堂々の区間新記録をマークした。「悔しい。最後のあと一歩が出なかった」。それでも笑顔が納得のレースを証明した。
 残り500メートルだった。1キロを2分50秒前後で刻み続けた遠入がスパートをかけた。井上浩監督(同高教)からの「最後は我慢できずに飛び出す選手が出てくる。そこにしっかりついて行こう」の指示通り、猛然とスパートを仕掛けた選手を追った。「こうなると思って足を残していた」という遠入は素早くギアチェンジ。惜しくも区間賞には届かなかったが、ピッチを上げて走りきり、前回(区間40位)のリベンジを果たした。
 豊陽中時代の第22回大会から県選抜に名を連ね、東明高入学後も1年時から主力として活躍してきた。だがこの1年は春先からの故障に苦しみ、満足のいく結果をなかなか出せなかった。それでも秋口から調子を上げ、全国高校駅伝(昨年12月)で1区を務め、6位入賞に貢献。高校最後の都道府県対抗駅伝でも結果を残した。
 「夏場に走れていたら、もっと順位やタイムも良かったかもしれないが、最後のレースで(母校を指揮する)井上監督に恩返しができた」と遠入。春からは大学で競技を続ける。憧れの東京箱根間往復大学駅伝の出走を念頭に、「もっと力を上げたい」と誓った。

〇若いチーム、雪辱を誓う
 大分は1区の遠入剛(東明高3年)の3位発進を生かせず、流れに乗りきれなかった。井上浩監督(同高教)は「序盤は完璧だったが、その後の一般区間でうまくつなげなかった」と唇をかんだ。
 3区の伊東颯汰(駒沢大3年)がやや振るわず、最終7区の東森拓(西鉄)は体調不良も影響してか、本来の走りができなかった。
 5区の上野優人(同高3年)は、目標に掲げたタイム(25分以内)は達成したものの、「遠入の好走を生かせず申し訳なかった」と悔しさをにじませた。その上で「今度は自分たちが高校生、中学生を引っ張る番になる。頑張りたい」とリベンジを誓った。井上監督も「若いチームなので悲観はしていない。来年に向けてしっかり立て直したい」と話していた。

〇県人会が大分をアピール
 広島大分県人会メンバーらが広島国際会議場前の広場に設けられた「駅伝ふるさとひろば」で、とり天などの販売や観光案内で大分をアピールした。
 ブースで麦焼酎、タコの唐揚げ(国東市)なども販売。買い求める人で長い列ができた。同県人会の井門宣之事務局長(61)=杵築市出身=は「毎年、とり天は大人気。大分のPRはもちろん、選手の応援にも力が入ります」と話していた。
※この記事は、1月20日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 14時1分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る