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共同温泉の担い手育てる 別府八湯温泉道名人会が清掃講習

 別府八湯温泉道名人会(佐藤正敏理事長)は共同温泉の掃除リーダー育成事業を始めた。担い手不足で管理が厳しくなった施設で講習会を開き、スタッフの技術や知識の向上を図る。将来的には地域住民を巻き込んで湯の街を象徴する温泉文化の維持につなげることを目指す。
 浜脇地区の住吉温泉で12月15日にあった講習会には、名人会のスタッフやボランティアの学生、温泉組合のメンバーら10人が参加。講師に招いた専門業者が高圧洗浄機の使い方、効率的な掃除の仕方、細菌など目には見えない汚れの消毒方法を伝えた。
 住吉温泉組合の菅裕之副組合長(68)は「講習会のおかげでノウハウを学べた。ここは住民だけで管理できなくなり一度は閉鎖した温泉。取り組みが知れ渡り、地域住民の協力者が増えれば運営の厳しい他の共同温泉も存続できるかもしれない」と期待する。
 市内には市有区営、区有区営などの形態で地域住民が管理する温泉が80カ所以上ある。多くの施設で管理者が高齢化、入浴者の減少による経営悪化の課題も抱え、番台や清掃の管理・委託が難しくなっているという。
 名人会は事務所に近い寿温泉(楠町)の番台や清掃の業務を2017年に始めた。取り組みは口コミで広がり現在は12カ所の清掃を請け負う。事実上のボランティアのため、リーダー育成事業には市の市民協働補助金(60万円)を活用、講師料や清掃用具の購入費を賄った。
 佐藤理事長は「まずは名人会スタッフが効率的に清掃できる技術を磨くことが目的。温泉ファンの裾野を広げるため若者にも参加を呼び掛けている。市民の憩いの場、観光資源としての温泉文化を地域住民と一緒に守りたい」と話している。
※この記事は、1月3日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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