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うみたまごのセイウチ「泉」おめでた 国内初、他水族館でペアリング

来年5~6月出産

 大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」で飼育されている雌のセイウチ「泉」の妊娠が確認された。順調に進めば来年5~6月ごろには赤ちゃんが生まれそうだ。繁殖のため別の水族館に個体を一定期間移す「ブリーディングローン」によるもの。うみたまごによると、この制度によるセイウチの妊娠は国内初という。
 泉は生後5カ月で、ロシアから来て現在13歳。2月、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)に移動して雄とペアリングした後、3月下旬にうみたまごに戻ってきた。
 夏にエコー検査で胎児を確認した。セイウチは妊娠15カ月前後で出産する。泉は現在、妊娠9~10カ月ごろとみられる。経過は順調で、環境の大きな変化を避けながら無理のない範囲でショーへの出演を続けている。
 両水族館がブリーディングローンに取り組む背景には、国際的な取引価格の高騰がある。相場は1頭数億円に上り、野生の個体は入手困難という。
 セイウチは排卵が年1回で、国内でも繁殖の成功は少ない。うみたまごのセイウチは雌が3頭。国内の水族館にいる繁殖可能な雄も数が限られている。ブリーディングローンは長時間の移動が伴うため個体に負担が掛かるリスクは避けられないが、将来も個体を安定的に確保していくため、今回、両水族館が連携して繁殖に取り組んだ。
 うみたまごの田中平館長は「泉の妊娠は本当にうれしく、実現すればうみたまごにとって初めてのセイウチの出産になる。ただ、無事に出産し、子育てが始まるまではまだハードルが多い。赤ちゃんが元気に生まれるような環境づくりに力を注ぎたい」と話している。
※この記事は、12月18日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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