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大分川ダム本体完成 予備調査から50年、24日に式典

 国土交通省が大分川水系の七瀬川上流で建設中の大分川ダム(大分市下原)は本体が完成し、24日に現地で完成式典が開かれる。ダム周辺の道路整備など関連工事を経て、本年度末までに全てが終了。総事業費1036億円をかけ、予備調査から約50年にわたったダム建設事業が完了する見通しとなった。
 大分川ダムの型式は、天然の岩石や土を積み上げて3層の壁を造るロックフィルダム。大雨に備えた洪水調節や大分市内への水道用水確保、環境保全を目的としている。堤体は高さ91・6メートル。総貯水容量は2400万立方メートル。
 1970年に予備調査を開始し、87年に建設事業に着手した。ただ水没地の住民に対する補償や、民主党政権時にダム事業の見直し対象になるなどして工事は遅れた。本体工事のスタートは2013年。18年から実際にダム湖に水をためて機能をテストする試験湛水(たんすい)を続けている。
 試験湛水中に発生した集中豪雨では洪水調節の機能を示した。18年9月の台風24号で、下流にある七瀬川胡麻鶴橋地点の河川水位はダムがなかった時の推定より0・64メートル下がった。今年8月の台風10号では、同地点で0・44メートルの低下。国土交通省大分川ダム工事事務所は「洪水調節の効果を発揮できた」とする。
 今後は試験湛水や周辺道路の建設を続け、全事業の終了後、供用開始となる。
 ダム完成により周辺の地域振興も期待される。大分市が建設する道の駅「のつはる」は今月30日にオープン。野外ステージやグラウンドを設けた多目的広場も整備中。
 市大分川ダム対策室は「ダムを核とした野津原地区の活性化に取り組みたい。にぎわいの場をつくり、交流人口の増加につなげる」と話している。
※この記事は、11月23日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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