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202042日()

トリニータ、最終盤に痛恨の失点 磐田に苦杯

【大分―磐田】後半35分、同点のPKを決めた大分のFW三平=大分市営陸上競技場
【大分―磐田】後半35分、同点のPKを決めた大分のFW三平=大分市営陸上競技場

 明治安田J1第27節第1日(28日・カシマスタジアムほか=7試合)鹿島が札幌と1―1で引き分けた。勝ち点52でFC東京と並び、得失点差で暫定首位に立った。3位横浜Mは仙台と1―1で同49。
 C大阪はG大阪とのダービーに3―1で快勝。5連勝で同46とし、4位に上がった。
 大分は大分市営陸上競技場で磐田と対戦し、1―2で敗れた。通算成績は10勝9分け8敗の勝ち点39で順位は8位。
 大分の次の試合はリーグ第28節で、10月5日午後2時から、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで名古屋と対戦する。

 【大分1―2磐田評】大分はロスタイムに痛恨の失点を喫して敗れた。
 前半からたびたび相手ゴール前に攻め込んだが、最後のところで決めきれなかった。後半も主導権を握り続けたが、一瞬の隙を突かれ失点。相手反則で得たPKをFW三平が冷静に決め同点にしたものの、ロスタイムの最後のプレーで失点、勝ち点を取りこぼした。 

〇終始攻勢、遠いゴール
 最後の最後に落とし穴が待っていた。大分は終盤に追い付いた後、勝ち越しを狙って攻め続けた。だが残り時間がほとんどない状況で失点を喫した。片野坂知宏監督は「選手は自分がやりたいサッカーをしてくれた。それだけに勝ち点3を奪えずに本当に悔しい」。かすれた声を絞り出した。
 大分は小気味よくボールをつないで攻め続けた。隙をうかがってはゴール前に素早くボールを供給して好機を生み出した。ただ決めきることができなかった。
 相手の布陣も考えながら「前線にスピードのある選手を入れたかった」と片野坂監督。前半は中盤のサイドが定位置だが、ドリブル突破が持ち味のMF田中達也を1列前に配置。何度も起点となってゴール前に迫った。
 後半も押し気味に試合を進めた。だがゴールは遠く、同21分に先制を許した。それでも同35分、相手反則で得たPKをFW三平和司が決めると、チームは勢いづいた。勝ち越しを狙ってさらに攻め手を強めたものの、点を奪えないまま時間は進んだ。迎えたロスタイム。引き分けかと思われた中、自陣でボールを奪われるとクロスボールを入れられ、頭で合わせられた。三平は「最後はもっと集中すればよかったが…。失点はリスクを負いながらも攻め続けた結果」と前を向いた。
 J1で簡単に勝ち点を奪うことが難しいことを突きつけられた試合となった。それでも目標に掲げた勝ち点45は近づいている。片野坂監督は「この悔しさを糧に次戦の勝利につなげたい」と誓った。

〇次に取り返す
 大分トリニータ・片野坂知宏監督の話 選手は準備してきたことをやってくれた。狙いを合わせて好機をつくったが、決めきれなかったのが痛かった。最後で勝ち点を失ったが、それは私の責任。次の試合で取り返したい。

〇「市陸」開催、無事に終了
 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会開催に伴い、リーグ戦の代替会場となった大分市営陸上競技場での2試合は大きな混乱なく終わった。
 久々のホーム戦の開催に向け、芝を刈る回数を増やすなど、万全の準備を進めてきただけに、「ピッチ状態はもちろん、周辺での違法駐車や渋滞などの大きなトラブルはなかった」と大分フットボールクラブ関係者も胸をなで下ろした。
 この日の試合後、片野坂知宏監督は前節(14日・湘南戦)と同様に「ベストなピッチを用意してくれた」と関係者に感謝した。それだけに最後で勝ち星を届けることができず残念がった。

※この記事は、9月29日 大分合同新聞 朝刊 21ページに掲載されています。

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