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いじめ早期発見へ匿名通報サイト 県立高生ら対象、1ヵ月で81件

 いじめの早期発見に役立てるため、県教委は生徒から匿名の通報を受け付けるサイトの運用を始めた。目撃情報などをスマートフォンやパソコンからいつでも連絡できる。情報は学校に提供して、早期の発見・対応につなげる。ネット上でのいじめなど実態が把握しづらくなっている中、生徒が声を上げやすい環境をつくることで、安心して学校生活を送れるようにしたい考えだ。
 県立高と大分豊府中高の計42校の生徒が対象。関係者だけがアクセスできる専用サイトから、校名や気になる生徒とその内容について投稿する。写真やLINE(ライン)などのメッセージアプリでのやりとりを画像として添付することもできる。
 7月から運用を開始し、1カ月でいじめの被害者本人や目撃者から81件の通報があった。学校安全・安心支援課によると、内容はネット上の書き込みに関するものが目立ち、「友人の元気がない」などと伝えるものもあった。
 情報を受けた各校は該当の生徒への声掛けや、不適切な書き込みをしている生徒に注意するなどの対応を取っているという。
 県教委や学校はいじめを発見するため、電話やメールでの相談窓口を設け、校内アンケートを実施してきた。より匿名性が高い通報の仕組みを新たに設けることで、自分がターゲットになるのを恐れて声を上げにくかったり、教員に相談するのをためらっていた生徒の心理的ハードルを下げようと考えた。スマホの所有率が高く、日頃からネットをよく利用している高校生を対象にした。
 県教委によると、県内全ての小中高・特別支援学校で2017年度に認知されたいじめは5493件。「深刻化する前に」と丁寧な調査で軽微なケースも計上するようになったこともあり、16年度の3706件から1787件増えた。
 同課の神田恭宏主幹(41)は「いじめの芽はなるべく早く摘むことが大事。ネット上でのやりとりなどは外部から分かりづらい。匿名なので安心して通報してほしい」と話している。
※この記事は、9月1日大分合同新聞朝刊25ページに掲載されています。
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