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耶馬渓町「山の音楽舎」来春終幕 24、25日にファイナルライブ

ライブにはプロら12組が出演。「最後にここで楽しみ、ゆっくり過ごしてほしい」と林さん=中津市耶馬渓町深耶馬岩屋
ライブにはプロら12組が出演。「最後にここで楽しみ、ゆっくり過ごしてほしい」と林さん=中津市耶馬渓町深耶馬岩屋
  • 校舎だった木造平屋。「周囲の樹木が大きくなり、見えなくなるほど」という

 中津市耶馬渓町深耶馬の深耶馬渓小岩屋分校跡で、文化活動やくつろぎの場を提供する「山の音楽舎」が活動を終える。山あいにある知る人ぞ知る文化スポット。派手さはないが20年間にわたって地域活性化の一翼を担ってきた。24、25の両日にファイナルライブを開く。入場無料。
 岩屋分校は少子化のため、休校を経て1997年に閉校した。2年後、合併前の中津市や本耶馬渓町に住む5組の夫婦が創作や交流の場にしようと借りた。木造校舎や運動場を有意義に使い、地域のにぎわいも創出した。
 自然に恵まれてはいたが、交通の便が悪く、飲料水を確保できないなど利用するには不便。4組が徐々に離れた。15年ほど前から、グラフィックデザイナー林貞利さん(70)と妻の好美さん(65)=市内中央町=が孤軍奮闘。月に4~10日活動を続けた。趣味とする音楽の練習をするほか、ミニライブや、アートイベント、餅つき交流会を開催。2人が高齢となったため、20年目の節目に来年3月でピリオドを打つことにした。
 両日とも、関東や市内外の音楽仲間ら12組が出演する。「佐藤Gwan博」や「圓三」らプロのミュージシャンが花を添える。午後1時から5時間、演奏をリレーする。
 林さん夫婦は阪神大震災で被災。好美さんが生まれ育った同市に身を寄せた。「ここで本当に癒やされました。音楽の輪も広がった」と感謝する。
 31日までの土、日曜は恒例の「アート☆ランダム作品展」を開催中。「〝大人の夏休み〟と銘打って、ライブとアートを毎夏企画していたがこれが最後。あふれる自然を楽しみ、のんびり過ごしてほしい」と話している。問い合わせは林さん(☎080-1703-2046)。

※この記事は、8月24日 大分合同新聞 12ページに掲載されています。

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