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竹田高自慢のベランダ自習室 職員室前「勉強はかどる」

 ベランダ? いえいえ立派な自習スペースです―竹田市の竹田高(木戸孝明校長、451人)で生徒が放課後、職員室前のベランダで自学に励んでいる。15席並んだ机は午後6時を過ぎるとほぼ満席。「遅くまで学校で学習したい」との要望に応え、10年ほど前から始まった竹高ならではの光景という。「室内とは気分が違い、勉強がはかどる」と生徒らに好評だ。
 竹田高によると、受験を控えた3年生のために、教室棟の自習室は午後6時まで開放している。「時間を延長してほしい」との声が寄せられ、施設管理の関係上、職員室前の会議室(約50席)を用意。利用する生徒が多く、廊下(10席)、ベランダへと拡大した。
 ベランダは幅5メートル、長さ約20メートル。長机にパイプ椅子を並べ、窓越しに職員室の教諭らを確認できる。年間を通じて活用され、雪の降る日も服を着込んで頑張る生徒がいたという。今季も4月から開放している。
 屋外のため、エアコンはなく、運動部の掛け声や楽器の練習音が大音量で聞こえる。文系大学の進学を考えて毎日1時間半を過ごしている明石みきさん(17)は「慣れました。全く気になりません」ときっぱり。黙々と問題を解いた。
 国立大看護学科を目指す後藤千夏さん(18)は「先生が目の前にいるので、すぐに質問ができる。勉強の効率が上がります」。午後6時を待たず、授業が終わると直接ベランダに来る生徒もいる。
 午後7時半までに全員が下校する。
 倉原浩二教頭は「過去に赴任した学校で、このような状況を目にしたことはない。一生懸命に勉強する生徒全員が自分の夢をかなえてほしい」とエールを送っている。
※この記事は、7月18日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。
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