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県内初の国産ジビエ認証施設認定 国東市の「タグナイト」

 国東市でペット用の鹿肉ジャーキーなどを製造・販売する食肉処理業「タグナイト」が県内で初めて、国から国産ジビエ認証施設の認定を受けた。同社は解体から商品加工まで一貫して手掛け、年間約150頭を処理。認証は全国5カ所目で、田口幸子代表(47)は「ジビエの安心、安全性への理解が広がってくれれば」と願っている。
 国産ジビエ認証制度は2018年に農林水産省が制定した。食肉処理施設の自主的な衛生管理などを推進するとともに、より安全なジビエの提供、消費者の安心の確保が目的。取得には処理手順が基準を満たしているかや、枝肉洗浄の措置が適正かなどの審査がある。
 同社は14年に設立。国東半島で育った野生の鹿肉を愛犬に食べさせたいという田口代表の「ペット愛」が出発点で、設立当初から厚生労働省のガイドラインに基づき、血抜きから解体、加工まで一貫処理。徹底した品質・衛生管理に取り組んできた。主にペット用のジャーキーとしてネット通販などで提供している。
 人間が食べるジビエには厚労省や保健所などの厳しい衛生基準が設けられているのに比べ、ペット用には人間ほど厳しい審査がないまま流通。その現状に疑問を感じていた田口代表が、他業者との差別化を図ろうと認証取得を決意した。18年に国の補助制度が整備され、審査費用(1施設につき35万円)を負担しなくて済むようになったことも後押しとなった。
 取り組みを通じ「衛生管理にはこれまでも力を入れてきたが、審査員立ち会いの下での解体作業などで多くの気付きがあった」と田口代表。「人が食べられる安全で高品質な物をペットに提供したいという思いが第一。人間はおまけです」と話した。
※この記事は、6月26日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
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