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歌で高齢者を元気に カラオケ講師の仲道さん

 大分市コンパルホールのカラオケ講座で講師を務める仲道(本名・佐藤)圭子さん(58)=別府市石垣西=が歌で高齢者を元気にしている。2017年1月にカラオケサークル「華音(かのん)倶楽部」を立ち上げ、60~80代の約80人が生き生きと活動している。
 大分市坂ノ市中央出身。子どもの頃から歌が好きで、「歌でみんながつながる場をつくろう」と01年から本格的に歌唱に役立つ腹式呼吸や指導法を学んだ。翌年、坂ノ市公民館で開かれていたカラオケサークルの講師を依頼され、指導者としてのスタートを切った。
 12年から同ホールのカラオケ講座を担当。受講修了生から「これで終わるのは寂しい」と声が上がり、華音倶楽部をつくった。同ホール、坂ノ市老人いこいの家、春木公民館(別府市)の3カ所で計8教室を設けている。
 5日の教室には10人が参加。クラシック音楽が流れる中、腹式呼吸やストレッチをした後、美空ひばりの「津軽のふるさと」などを1人ずつ歌唱。笑い声が絶えない中、情感を込めて歌う大切さなどを学んだ。
 年2回の発表会では全員がきらびやかな衣装をまとい、ステージに立つ。世話人の掛野由美さん(74)=大分市上野丘=は「孫が『歌も料理もできるスーパーばあちゃん』と言ってくれる。舞台で拍手されると、世の中の色がパッと明るく変わるような達成感がある」と笑顔。
 「華音」には「華やかな音を奏でる」という意味を込めたという。仲道さんは「歌うことが皆さんの活力になるように、楽しさを伝えていきたい」と話している。
※この記事は、6月13日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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