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水上タクシー、都内で活躍中 国東市の会社が製造

 小型プレジャーボート製造のニュージャパンマリン九州(国東市、山本茂社長)が開発・製造したプレジャーボートが、水上タクシーとして東京都内で運航している。都内の水上観光が盛り上がる中、大分メードのボートが観光客の新たな足として活用されている。東京五輪・パラリンピックに伴い、混雑が予想される陸上輸送に代わる交通手段としても注目される。
 ニュージャパンマリン九州は2015年設立。二つの船を並べたような胴体構造の「カタマラン(双胴)型」プレジャーボートを国内で唯一製造している。カタマラン型は安定性が高く、風に流されにくい、揺れにくいなどの特長があるという。
 同社に発注したのは、東京湾につながる河川一帯で水上タクシーを運航している東京ウォータータクシー(東京都)。安定性や乗り心地の良さを追求した船艇を導入しようと依頼し、ニュー社がプレジャーボートを▽ガソリンエンジンから長距離運航に適したディーゼルエンジン▽風景が見やすい観光向けの船内構造―の水上タクシー仕様に改造した。昨年就航し、現在3隻が運航している。
 全長7・41メートル、幅2・56メートルで定員は10人。波が広がりにくく周辺の船舶や川岸への影響が少ない特性も、幅の狭い運河や両岸に船が停泊している川を巡る上での利点という。
 東京ウォータータクシーによると、旧型の船に比べて乗り心地が良く、利用客の反応も上々という。7月にはもう2隻が納入され、運航状況を見ながらさらに増やしていく方針。
 7日、山本社長が県庁を訪れ、水上タクシーの運航について報告した。ボートの構造や観光地で活用される様子などを説明。高浜航県商工観光労働部長は「高齢化や労働力不足により陸上の移動手段が課題となる中、水上タクシーの使い道はもっと広がるのでは」と期待した。
 水上タクシーは今後、観光だけでなく日常の交通手段、災害時のドクターボート、支援物資の輸送などさまざまな活用法が見込まれる。山本社長は「自社の技術やノウハウを生かし、ニーズを捉えたオンリーワンの製品を造り続けたい」と話した。
※この記事は、6月8日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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