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渋沢栄一の書に脚光 旧臼杵商高に伝わる「自彊」

 2014年に閉校した臼杵商業高に伝わる渋沢栄一(1840~1931年)の書が注目を集めている。新1万円札の肖像画に採用されたことを契機に、卒業生らが臼杵市役所で保管されている書にスポットライトを当てた。「渋沢の功績や臼杵とのゆかりを広めるきっかけにしたい」と思いを抱く。
 書は横92センチ、縦40・5センチ。自ら努力し励むことを意味する「自彊(じきょう)」の文字が横書きされている。「澁澤栄一書」の署名や渋沢が用いた雅号「青淵」の文字のほか、落款(らっかん)印も確認できる。
 同窓会などによると、第5代校長の高橋良一(在職1922~36年)が生徒の就職先を募るため上京した際、自彊の文字を選び渋沢に揮毫(きごう)を依頼したという。そのほかの詳しい経緯や時期などは分かっていない。書は校長室に飾られ、複製品を体育館に掲示。「自彊」は校訓となり、校歌にも取り入れられた。
 渋沢栄一記念財団の渋沢史料館(東京都)によると、書跡や署名、落款印から渋沢が自筆したもので間違いないとみられる。最晩年まで多くの揮毫を残したといい、「商業教育は渋沢が熱心に取り組んだ分野の一つ。臼杵商業高校で長く掲げられたのは何より」と同館。
 閉校後、書は市役所臼杵庁舎別館の一室に他の備品と共に保管している。
 同窓会副会長の藤原一弘さん(82)は「渋沢との縁を感じさせる貴重な史料。同窓生や市民ら多くの人に見てもらえるよう検討したい」と話している。
※この記事は、6月1日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。
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