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健康診断と観光を融合 AGCが中国人客向けツアー

 通訳・翻訳、医療観光事業を手掛けるAGC(大分市、黒田春麗(しゅんれい)代表)は中国人客向けに健康診断と観光を組み合わせた「医療インバウンド(訪日外国人客)」の誘客を進めている。日本の先進医療と大分の観光資源を融合させた新たな視点で地域活性化を目指す。
 AGCは2018年6月に設立。黒田代表は中国出身で、日本語能力検定1級、医療通訳1級、旅行業務取扱管理者などの資格を持つ。通訳やツアーガイドの仕事をする中で、日本の高度な医療への需要が多いことに注目した。
 同社によると、中国の病院は混み合って長時間待つことが多い。日本で健診を受けると待ち時間も少なく、プライバシーへの配慮、丁寧な説明など、ホスピタリティーの高さがニーズの高い理由。健康や予防医療への意識も高まっており、「日本での健診はステータスの一つになっている」という。
 大分、福岡県内の医療機関10施設と提携しており、要望や滞在日程に応じて施設、内容をコーディネートする。受診時や観光時には黒田代表の他、同社の登録通訳者がサポートする。昨年受け入れたのは中国人21人。黒田代表は「来日前からコミュニケーションをとり、要望を細かく聞くことを心がけている」と話す。
 3月22日には中国から男性(26)と女性(21)のカップルが4泊5日の行程で、健診と観光のため来県。三愛総合健診センター(大分市)で心電図、MRI、腹部エコーなどの健診を受けた。2人は結婚を控えていて、以前、黒田代表の仲介で健診を受けた家族に勧められ受診を決めた。
 男性は「日本の医療施設は静かでサービスも良い。検査中も声をかけてくれて緊張しなかった」。三愛総合健診センターは「誰でも受け入れているわけではなく、AGCは信頼できる正確な通訳ができるので受け入れている」と話した。
 黒田代表は2月に大分市で開催された女性起業家のコンテスト(県、県産業創造機構主催)に出場。聴講者投票で最も多い支持を受け、「オーディエンス賞」を受賞した。「大分にはインバウンド受け入れの土壌がある。医療インバウンドを知ってもらい、広めていきたい」としている。
※この記事は、4月29日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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