大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

無形文化遺産目指す 国東市の伝統芸能「吉弘楽」

風流保存・振興連発足に参加

 笛や太鼓を使った民俗芸能「風流(ふりゅう)」の保存・振興連合会が東京都内で設立された。県内からは国東市と市の伝統芸能「吉弘楽」の保存会が加盟した。全国の保存会など42団体が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指して活動する。

 保存・振興連合会は国指定重要無形文化財の関係機関で構成する。全国的に綾子(あやこ)踊(香川県)や市来の七夕踊(鹿児島県)が有名。1日に東京都の板橋区民センターで設立総会があり、全国から保存団体の関係者や自治体職員ら約50人が出席した。会長に白川正樹・佐文(さぶみ)綾子踊保存会長を選び、事務局を香川県とした。登録に向け、今後は活動内容などをまとめた申請書を文化庁に提出。国の文化審議会などで承認されれば、ユネスコに申請書を出す。
 定期的に会議を開き、5月に機関誌の発刊、10月に加盟団体の伝統芸能を紹介するパンフレットを作製する。高齢化による後継者不足の改善についても話し合う。
 吉弘楽は毎年、国東市武蔵町吉広の楽庭(がくにわ)八幡社で行う伝統の太鼓踊り。「楽人(がくと)」と呼ばれる踊り手が腰みの姿に旗差し物を着けた衣装で胸の太鼓をたたきながら踊る。始まりは700年ほど前の南北朝時代、領主の吉弘正賢が戦勝や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願したこととされる。
 吉田隆一市教委文化財課長は「無形文化遺産登録に向けて全国が一丸となって取り組みたい。市のPRにもつながる」と話した。

ユネスコの無形文化遺産
 「伝統」として世界で行われている文化や行事を保護する目的で2003年にユネスコ総会で採択された。国内では歌舞伎や能楽、雅楽、和食、和紙など21件、世界全体では429件の登録(19年2月現在)がある。
※この記事は、2月21日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 8時41分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る