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最高クラスの小型モーター JAXA共同開発 大分、文理大が貢献

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、軽量で高出力、高効率の世界最高クラスの小型モーター(直径約3センチ、厚さ約5ミリ、重さ25グラム、出力50ワット)の開発に成功した、と発表した。大分大学と日本文理大学が研究に参加し、大分が培ってきた高度なモーター技術が大きく貢献した。ドローンなど惑星探査機への搭載の他、産業用モーターへの応用で省エネ社会の実現にもつながると期待されている。

 JAXAと4大学1企業が協力した。モーターの主要部品の一つ電磁鋼板を従来の0・35ミリから0・08ミリに薄くする技術を活用し、発熱を抑えた。開発した小型モーターは発熱によるエネルギー損失を15~20%に抑え、同型のモーターでは最高クラスという。大分大は電磁鋼板の性能を上げる技術開発、日本文理大は素材の解析などに関わった。
 電力などを回転する動力に変えることで機械を動かすモーターは、その過程で発熱しエネルギー損失が起きる。回転数が上がるにつれて熱によるエネルギー損失も大きくなる。宇宙空間など電力が限られる場所では小型・高効率が求められる。火星や月など大気の薄い惑星の探査で使う飛行機やドローンへの活用が想定されるという。
 JAXAは2015年、日本発の宇宙探査技術の開発と産業応用を目指し、科学技術振興機構(JST)の支援で宇宙探査イノベーションハブを立ち上げた。全国から40の大学・研究機関と86の企業が連携し、76のテーマで研究を進める。
 JAXA東京事務所で会見した久保田孝ハブ長は「国内の産業用電力消費量の75%はモーターとされ、高効率化は社会の省エネにつながる」と意義を強調。大分大理工学部の上野尚平プロジェクト研究員は「今後も日本文理大との連携を深め、夢のある技術を大分から世界に発信したい」と話した。
※この記事は、2月8日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。

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