大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

弥生時代の線刻絵画土器を公開 県立埋蔵文化財センター

 大分市牧緑町の県立埋蔵文化財センターでは、玖珠町の四日市遺跡から昨年出土し、今年11月にシカが描かれていることが分かった弥生時代の線刻絵画土器を初公開している。同遺跡から見つかったシカの絵は三つ目。
 シカが描かれているのは、高坏(たかつき)という脚の付いた器の口の部分(直径27センチ)で製作時期は約2千年前の弥生時代中期後半とみられる。鋭くとがったような物で描かれている。すでに出土していた土器を洗いながら接合する最中に気付いたという。
 これまでに見つかっていたシカの絵も同時期に製作した一つのつぼの口部分(直径36センチ)にシカ2頭が描かれていた。ヘラなどで表面を削る技法を用いている。
 弥生時代には土器や銅鐸(どうたく)、銅戈(どうか)、木器などにシカが多く描かれている。同センターによると、これまでの研究でシカと農耕祭祀(さいし)との関係が指摘されており、四日市遺跡でも高坏やつぼを使用した農耕祭祀の存在が考えられるという。
 担当する同センターの井大樹さんは「同じ遺跡から3種類もシカの絵が見つかるのは九州では初めて。2千年前の四日市遺跡は、日田玖珠地域の拠点集落だったと考えられる」と話している。
 線刻絵画土器は、同センターで開催中のミニ企画展「話題の資料展」で展示。ほかに弥生時代後期から終末期に、環瀬戸内海地域の祭礼儀礼で多く見られた「大型器台」で県内で出土した23点も展示している。来年5月6日まで。
※この記事は、12月22日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 16時11分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る