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挑戦、鍵を握る補強 大分トリニータ3度目のJ1へ(下)

「一体感」と「継続性」柱に

18位スタート

 「J1で戦えるのか試されている」「J1でも勇気を持って怖がらずにやれるかが大事」「J1は一瞬の隙もミスも見逃してくれない」
 リーグ終盤、片野坂知宏監督の口からは来季のJ1の戦いを意識した発言が増えていた。昇格を決めた最終節の山形戦後、「J1でどれだけ通用するのかチャレンジしたい」と力強く決意を口にした。
 J2リーグ2位で昇格を決め、J1の来季は現段階で「18位からのスタート」(片野坂監督)ということになる。日本代表級や世界的スターもプレーする国内最高峰リーグ。今季はJ2トップの攻撃力を誇ったが、J1相手に厳しい戦いが待っているのは確実で、補強が鍵を握る。

16億円確保へ

 「一体感」と「継続性」―。片野坂監督と西山哲平強化部長がチームづくりの方針として掲げる言葉だ。片野坂監督は続投を明らかにした18日の昇格報告会後、補強について「ポジションと名前を(強化部と)話し合いながら進めている」と明かした。攻撃的なサッカーでJ1を戦い抜くために、個の力に秀でたストライカーを獲得するのか、外国人選手を加えるのか。片野坂監督は「既存選手の動向によっても考えないといけないし、1人の選手の力が必要な時もあると思うが、(戦術理解した)既存の選手が力を発揮してくれる可能性もある」と続けた。
 「喜びは一瞬。すぐに来季の準備のことが頭をよぎった」と話すのは運営する大分フットボールクラブの榎徹社長。経営危機を経験し、いまだ再建途中のクラブは潤沢な予算があるわけではない。今季は約11億円の予算規模で、そのうち強化費は4億円前後とみられている。来季はJ1昇格で増額するリーグからの配分金などを踏まえて約16億円の運営費確保を目指し、「できるだけ強化費に回したい」と榎社長。収入を積み上げるためにも「早くスポンサー営業し、入場客増にも努めたい」と気を引き締める。

平均は40億円

 ただ、昨季16位でJ2に降格した甲府がJ1最小規模の約17億円で、リーグ平均では40億円を超える。大幅に増額できても、大分はそれを大きく下回る。数字の上でも厳しさは明らかだ。榎社長は「1年目にしっかり残ることが大切。勝ち点を積み上げることができるように、フロントもJ1仕様になってチームをバックアップしたい」。来年1月にはチームが始動する。急ピッチで準備を進める構えだ。
※この記事は、11月25日大分合同新聞朝刊18ページに掲載されています。
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