大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

足りぬボランティア 「長期支援が必要」 西日本豪雨

 ボランティアが足りない―。西日本豪雨の被災地支援のため、広島県坂町(さかちょう)で4日間活動した大分県社会福祉協議会の職員が17日、帰県報告をした。3連休は多くの人が現地で泥出しなどに汗を流したが、泥の多さや猛暑で思うようにはかどっていない。被災住民は日ごと疲労を募らせており、「一日でも早く元の生活に戻れるよう、できるだけ多くの人手が求められている」という。
 大分県社協ボランティア・市民活動センターの日野剛さん(41)が、大分市の県社協で草野俊介会長に現地の状況を話した。
 坂町では17日午前9時現在、河川の氾濫や土砂崩れなどで16人が死亡、1人が行方不明、住宅は少なくとも50戸が全壊、100戸が半壊といった被害が出ている。
 現地には広島県社協(広島市)の要請を受け、大分県社協と県内4市社協の職員計6人が12日から15日まで入った。広域で浸水した町は泥が乾き、車が通ると砂ぼこりが舞い上がる。至る所に大きな岩や流木が横たわったままだった。
 地域に設けられたボランティアの拠点で作業場所を伝えたり、被災地を回り住民のニーズを調査した。県内外から集まったボランティアは12日が100人ほど、週末の14、15日は600人を超えた。
 ニーズは住宅からの泥出しが中心で、多くが高齢者世帯。35度に迫る暑さの中、熱中症対策で作業と休憩を10分ずつ繰り返すため、思うような速さでは進まなかったという。
 日中、避難所から自宅に戻り、片付けをする住民には疲労が見え始めている。「想像以上の被害で泥の量も多い。長期的な支援が必要と感じた」と日野さん。現在も大分県からは交代の社協職員が活動している。
 ボランティアについて、広島県社協は「複数の自治体が県外から募っている。坂町、呉市、三原市ではそれぞれ100人単位で不足しているのではないか」と説明。時間がたつにつれ参加者は減る傾向もあり、「支援は大変ありがたい。自治体で募集状況に差があるので事前確認の上、参加してもらえれば」と求めている。
 西日本豪雨の被害は複数の府県に及んでいる。他の被災地を含めボランティアを募集している自治体は、全国社会福祉協議会のホームページ(HP)で確認できる。 

床拭き用タオル募る
 大分県社協は、ボランティアが床拭きなどに使用するタオルを募っている。新品か洗濯済みで、バスタオルは除く。持参か郵送で受け付ける。問い合わせと送付先は大分県社協ボランティア・市民活動センター(☎097-558-3373、〒870―0907、大分市大津町2の1の41)。

<メモ> 全社協のHPにはボランティアの注意事項も掲載している。▽ヘルメットやゴーグルの準備▽移動手段や宿泊場所の確保▽ボランティア活動保険への加入▽当日の募集状況を確認した上で参加―など。
※この記事は、7月18日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 18時51分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る