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“最終列車”見届け、制帽脱ぐ 無人化牧駅、駅長最後の業務

 「いつも通り、無事に一日を終えることができた」―。17日から無人化される大分市のJR日豊線牧駅で16日、日名子真一駅長(63)が最後の業務に励んだ。
 23歳で国鉄(現JR)に入り、北九州市や県内の駅勤務などを経て昨年4月に牧へ。男性駅員と2人体制で、1日平均約750人が乗車するホームの「安全」を見守ってきた。
 この日、午後3時ごろに上り普通列車が到着すると「大分、別府方面の中津行きが入ります」。利用客に呼び掛け、降りてきた人の切符や定期券を手際良く確認していった。
 17日以降は購入できなくなる特急券を買い求める地域住民の姿も。料金を受け取った日名子駅長は「ちょっと待っててね、ごめんね」と声を掛けながら、窓口で対応した。
 福岡行きの特急券を手にした大分市萩原の主婦(64)は「大分駅まで行かずに済むので便利だった。優しく接してくれるので、親近感があった」。
 4月から県内の別の駅に勤める。無人化に伴い、牧駅に導入された県内初の遠隔案内システム「スマートサポートステーション」の対応などのため、3月末までは同駅に残るという。
 「列車で通学する多くの高校生たちが毎朝、元気にあいさつしてくれたことがうれしかった」
 午後7時50分。亀川行きの“最終列車”を見届けると、制帽を脱いだ。
※この記事は、3月17日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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